ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

12月14日、452回目の「火曜日行動」です。

2021-12-14 16:10:00 | 火曜日
12月14日.452回目の火曜日行動始まりました。



今日のレポーターはハルモニ会の木村さん、写真撮影は松尾さんです。今日も心一つに発信してまいります。応援よろしくお願いします^_^



長崎さんの第一声始まりました。

☆長崎さん

この火曜日行動も、もう450回を超えました。この行動を始めた2012年には、こんなに長くなるとは思っていませんでした。

今日も、朝鮮学校で学ぶ子どもたちの笑顔を守るため、補助金の復活と高校無償化・幼保無償化の適用を求めます。

大阪は全国で最も多くの在日外国人が住んでいる自治体です。私の住む町、生野区は住民のおよそ4分の1が在日韓国・朝鮮人です。

先日、「生野区民クリスマス」が在韓大阪教会で行われました。今年で49回目になりますが、最近は毎年朝鮮学校の子どもたちが舞踊部として参加をしています。今年も生野朝鮮初級学校の子どもたちが舞踊を披露してくれ、大阪教会の礼拝堂で一緒に楽しみました。お互いの違いを認め合うことで、一緒に楽しめるのです。

しかし、行政は、幼保無償化からの排除、小中学校に対する補助金の停止、高校無償化からの排除、そしてコロナ禍の中で生活苦に陥った大学生への支援金からの排除──これら、いわば「4点セット」で差別・排除を続けています。

そもそも財源は何かというと、子育て世代への控除を減らすことによるものでした。つまり、高校は無償化になるのだから、その分、税金はこれまでより高くなってもいいだろうと。そして、幼保無償化の財源は消費税の値上げによるものです。朝鮮学校の保護者は以前より高い税金を払い、消費税も同じように8~10%払っています。それなのに無償化制度が適用されないのです。

子どもが公立の学校に行った場合、年間1人あたりおよそ100万円が税金から支給されています。私学なら35万円、朝鮮学校はたったの約7万円です。しかし、その7万円すら10年前に停止されてしまっているのです。10年を過ぎ、朝鮮学校の財政は深刻です。

では、今日もいろいろな立場からの訴えを行っていきたいと思います。



火曜バンドは不滅です‼️



平石さんのアピールです。

☆平石さん

大阪府庁で働く皆さん、そろそろ年末も押し迫ってきました。

私はいつも維新を批判していますが、それは維新の橋下知事の時に、朝鮮学校に対する補助金が打ち切られたからです。

先日も橋下氏はれいわの大石あき子さんに対して、国会議員の交通費問題について変な理屈を言っていました。その時の気分で何でも言う人です。そんな人について行く人が多いのが不思議です。

『ニジノキセキ』という映画を見ました。朝鮮学校を弾圧したあの時代と何も変わっていません。何をしているのでしょうか。大阪府も国も差別を続けています。

ええかげんにしてほしい! 来年こそは差別を止めてほしい。私たちは求め続けます。



奈良から来られた古川さんもマイクを持たれました。




イケメン三人衆健在です^_^




☆長崎さんが繋ぎます。

吉村知事へは応援のみです。朝鮮人に自分たちの文化を学ぶ機会を与えないのはどうしてでしょう。これは公の差別です。人権のなんたるかを外国に対して言う前に、まずこの問題を解決してください。

東大阪市の高さん、久しぶりのアピールです。

☆オモニ

朝鮮学校に子どもを通わせている保護者の一人です。

先日、毎日新聞で火曜日行動のことが出ていたというのを紙面では見られなくて、ネットで見ました。すると、その記事に対する「ヤフコメ(ヤフー・コメント)」があまりにひどいものでした。火曜日行動は日本人支援者によって開始されたのに、写真を見て「日本人ちゃうやろ」などという書き込みがあったのです。

ジャーナリストの安田菜津紀さんが、ヘイト・スピーチを受けて提訴しました。提訴することは精神力と勇気が要ります。ネトウヨは嘘にまみれたヘイトスピーチを執拗に繰り返します。しかし、それに曝されたら息を潜めて生きていかなければならないのでしょうか。

そんなことはありません。火曜日行動を冒涜することは許されません!

確かに高齢化はありますが、だからこそ次世代につないでいかなければなりません。

私たちは皆と一緒に生きている市民です。次世代の人たちが差別を受けないよう、声を上げていきます。もちろん日本人支援者の方々も杖をつきながら来てくれるだろうと思います。私たちはこれからもがんばります。



シンさんのアピールです。

☆オモニ

吉村知事、お元気ですか。多忙ながら吉村知事が紅葉を楽しむ写真がネットニュースにあり、それに対して「かっこいい」などというコメントが付いていました。

私は「かっこいい」とは何か、考えてみました。それは、共に助け合い、共に歩み寄り、共に、共に…。それが真のリーダーであると考えています。私たち朝鮮人を無視するのは百歩譲ったとしても、ここには日本の方が来ています。大阪府民の方が来ています。大阪府民の声を無視するのですか。朝鮮学校が、幼保無償化、高校無償化、コロナによる大学給付金から外されていると訴える大阪府民の声に寄り添わないのですか。ルーツを学ぶことを妨げるのは差別です。ルーツは誇りです。

どうか大阪府民の声を聞いてください。

吉村知事だけに「かっこいいリーダー」であれ、と言っているのではありません。

私たちもまた子どもたちを国際社会に通じるような人間になるようしっかり育てていきます。吉村知事、またお会いしましょう。




☆大村さん

今日で452回になります。早く止めたいものです。

昨日東京武蔵野市で住民投票条例が可決されました。外国籍の住民にも投票権ができるということで「絶対反対」を言う人がデモをしたりもしましたが、市民の70%がこの条例に賛成しています。一部の人が差別を先導してます。住民投票条例事態はすでに全国43の自治体で定められてきました。

しかし、ここ10年、攻撃がきつくなってきています。

閣議決定で「強制連行」という言葉を消し去ったり、各地で追悼碑が撤去されています。ウトロ地区は元々強制連行でつれて来られ、それが工事が中断したため放置され、そこに住むしかなくなったのに立ち退きを迫られたという歴史的経緯がありますが、それが放火されたことがわかりました。

この放火を認めた容疑者は、他にも名古屋で韓国学校や会館に放火したと述べています。

朝鮮学校を潰そうということは、植民地支配を消すことです。
私はこれからも朝鮮学校を守るためにがんばりたいと思います。


☆大阪朝鮮中高級学校のオモニ会のオモニたち

今は多様性の時代です。民族、人種、性別…、様々な個性を認め合う時代です。そんな時代に日本は遅れています。自分たちの国の言葉を学ぶことの何が悪いのでしょうか。

そんな気持ちを込めて歌います。

☆歌とシュプレヒコール

『声よ集まれ、歌となれ』

・子どもたちに学ぶ権利を保障せよ!
・朝鮮学校の子どもたちを差別するな!
・朝鮮学校に「高校無償化」を適用せよ!
・朝鮮学校に補助金支給を復活せよ!
・行政が差別するな!




最後の歌はカンさんの音頭で「勝利のその日まで」‼️



駐輪場での申し送りです。



大阪朝鮮中高級学校オモニ会の皆さんです。



文科省前での金曜行動に参加された古賀さんが発言されその様子が紹介された用紙を配ってくださいました。



帰り道自転車で大阪城公園内を自転車で走っていたらすっかり冬になっていました。



来週は今年最後の「火曜日行動」です。皆さんの参加をお待ちしております^_^

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