ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

2月2日、414回目の「火曜日行動」です。

2021-02-02 14:13:00 | 火曜日
寒さはましなのに正午近くに強風が吹き始めました。



今日のレポーターハルモニ会の横道さんと井上さんです.

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写真撮影は年齢不詳の松尾さんです。今日も力を合わせて発信してまいります。



火曜バンドは不滅です‼️



長崎さんの第一声始まりました。

☆ 長崎さん

 府庁でお勤めのみなさん、ご通行中のみなさん、こんにちは。今日は春らしい陽射しですが風が大変強いです。みなさん、気をつけてください。

 今、大阪府全体に非常事態宣言が出ていますが、それを受けて私たちも時間を12時から30分間、ビラを配らない、アピールとスタンディングということでアピールを続けています。非常事態宣言の中でもこうやって思いをもった人たちが集まり続けていることの意味を是非考えていただきたいです。

 先日、無償化連絡会の第4回めの学習会がオンラインで行われました。朝鮮学校のおかれてきた差別、その差別の根幹は何なのか、そして大阪の一審で勝訴した意味、今後の展望、が三人のパネラーからお話がありました。

私たちもあらためて、全国で唯一勝訴した大阪地裁の判決の中で、キムヨンチョル弁護士が、裁判官に訴えたものは何であったのかを話しておられました。それは学校の運営の問題ではなくて、子どもたちのいきいきと輝いている姿を裁判で訴えそれが裁判官に届いたということの意味、ともすれば日本に吹き荒れている朝鮮嫌悪の中で、日本自身が過去行って来た植民地支配を見つめない、日本が植民地支配の中で言葉を奪い、文化を奪い支配してきたことを朝鮮学校が取り戻してきた、このことを見つめないままに、“朝鮮学校も改革をしたらいい”“朝鮮学校も現在に合った形で変えて行けば認めてもらえる”といった風潮に対して、なぜ朝鮮学校に学ぶ子どもたちが輝いているのか、人間が本来持っている自尊心、健全な自尊感情をしっかり育んでいくのが民族教育であり、大阪地裁の判決の中で裁判官がはっきりと、自国の歴史や文化を肯定的に学ぶということが民族教育の中で大切なことだと謳われました。


 もう一度、なぜ朝鮮学校が日本の中にあり、子どもたちが育っているのかの意味とそして、幼保無償化が今あらためて見直す焦点となっています。全国の自治体の中で、朝鮮学校に対して幼児教育の無償化を認めるべきだと、近辺では宝塚市が声を上げました。伊丹市でも声が上がっています。自治体が国に対して、同じように学ぶ子どもたち、とりわけ幼児の教育に対して無償化を適用すべきだという声があがっている中で、年末の国会決議の中で、現在無償化からはずされいる幼児教育施設を認めていくべきだという閣議決定がくだされました。是非大阪でも、そして全国でも幼児教育無償化が適用されていくように私たちも子どもたちの目線に立って声を上げていきたいと思います。

 いつも順番に色々な方にマイクを回して思いをお話しいただいています。

では順にどうぞ。



日本の女性の方のアピールです。

☆ こんにちは。私は大阪市城東区在住のすがぬまあゆみと申します。

私は、昨年の12月8日から火曜日行動に参加しています。今日で2か月です。ところで皆さん、大阪朝鮮初中級学校のエアコンについてご存知ですか。皆さんの学校にはほとんどエアコンがついていると思います。でも大阪朝鮮初中級学校には多くの学校にエアコンが無いようで、これっておかしいと思います。なぜ、朝鮮学校だけにエアコンが無いのか。国や大阪府が朝鮮学校に対してお金の支援をしてないからだと思います。だから朝鮮学校の財政がこんなに厳しいんです。完全に民族差別だと思うんですが、皆さんいかがですか。

 今、北大阪朝鮮初中級学校では、全ての教室にエアコンを付けるため寄付を募っておられます。一口1000円から募っておられますので、皆さま余裕があればよろしくお願いします。




男性の方もマイクを持たれました。

☆ こんにちは。西淀川区から参りました、大阪の労働者です。昔から朝鮮にかかわり、いろいろ考えたり、運動したり、お話させてもらってます。

 最近の日本人は、ヘイト本、嫌韓本などあふれていて、やれ徴用工や従軍慰安婦やと勢い言うのはいいんですが、ほとんど何もわかっていません。わかってないのにいけないと言うのはおかしいと思います。勉強しないといけません。机の上だけじゃなく生の朝鮮の方々の声を聞かないといけません。本を読んだり韓国へ行くのもいいけれど在日朝鮮人の方々の声を聞かないといけません。まず友だちにならないといけません。

7日にまた朝鮮初中学校に行って話を聞こうと思います。皆さん、またよろしくお願いします。

☆ 長崎さん

 どうもありがとうございます。今、大阪でエアコンがついていない学校は、北大阪と福島の二校になっています。あとのハッキョは保護者の皆さんが努力をしてバザーをしたり寄付を集めたりしてやっとつけている、その中で北大阪と福島が残っているということで、北大阪に対してカンパを呼びかけているということで、二人の方からアピールをいただきました。ありがとうございます。

 では、大野さん、お願いします。



大野さんもマイクを持たれました。

☆ 私は日朝市民連帯で共同代表をしています大野です。今日は少し暖かですが、毎週寒い中欠かさず抗議のアピールに参加されている皆さん本当にご苦労様です。

 日本政府をはじめ大阪府政が朝鮮学校に対する差別、幼保無償化を適用しない、本当に在日朝鮮人をはじめとする在日の外国人に対する差別が染みついてると思います。

吉村知事、コロナ対策で一生懸命働いておられると私は評価をしています、であるならば、少人数の私たちの仲間に対して手を差し伸べることくらいいとも簡単にできると思いますが、地団駄踏む思いです。

 府もさることながら国はどうでしょう。連日報道されている、皆さんが自粛生活の中、飲み食いも控えて外出もせず、そんな中で元閣僚の国会議員が銀座ではしご酒をするということがありました。松本純という人は、安倍政権の時の国家公安委員長という、警察関係のトップを務めていた人です、一人で飲んでいたと平気で嘘も言っていました。

皆さん会見を見ましたか、3人が3人ともブルーリボンをつけていました。拉致バッチと呼ばれるブルーリボンですが、最近また野党も含めて国会議員がつけ出しました。こういう人たちが日本の政治の中心、行政の中心にいるようではなかなか希望は見出しにくいです。しかし、私たちは決してあきらめません。コロナの環境の中でもひき続きがんばっていきたいと思います。



金さんもアピールです。

☆エミさん

みなさん お疲れさまです。
吉村知事! コロナ対策お疲れさまです。イソジンでうがいされていますか?

吉村知事、あなたがテレビに出て言われたこと、わたしは聞き逃しませんでした。
入院拒否に対して刑事罰を科すかどうかの議論で、「母子家庭でお母さんがコロナになった時に、こどもだけ残して入院が出来るのか」ということに対して「そういう人も入院してもらいます」と言っておられました。家に誰もいないなど事情がある場合はしょうがないが、とか仰ってましたが。

家に誰かいる、いない、そういうことにかかわらず、お母さんが倒れるということは大変なことなんです。
まして母子家庭ならもっともっと大変です。
そういった小さな声も聞いて対策してほしいと思います。よろしくお願いします!

あなたが施行したわけではないが、何年か前の知事の時に大阪維新が病院を潰し、看護師学校の補助金を減らしました。すべて維新のしたことです。
何年後かの今、コロナ禍という状況になって、維新行政のツケがはっきり出てきました。

こんな中でも医療現場で働く朝鮮学校出身の看護師がたくさんいます。

無償化や補助金から除外されても、こうして社会に貢献する人材になっているのです。
そういった人材を育てるための投資、教育に対する投資、こども達の未来に対する投資、その補助金を凍結しないでください。お願いします。






シュプレヒコールと合唱「声よ集まれ 歌となれ」が続きます。

☆オモニたちのリードで歌とシュプレヒコール

 シュプレヒコール
・子どもたちの学ぶ権利を保障せよ

・朝鮮学校の子どもたちを差別するな

・朝鮮学校に高校無償化を適用せよ

・朝鮮幼稚園に幼・保無償化を適用せよ

・朝鮮学校に補助金を復活せよ

・行政が差別するな




大村さんもマイクを持たれました。

☆大村さん

府庁で働いておられる皆さん、ご通行中の皆さん!
今日で414回目の火曜日行動です。

吉村知事、連日テレビに出演、記者会見と大変ですね。
でもこの前の記者会見では、はじめはコロナの話でしたが、直ぐに大阪万博の話にもっていかれました。
緊急事態宣言が解除されれば、万博、万博、ということになって行くのだなと実感しました。

このコロナ禍の中で、5・6年生の子どもに対し、大阪府独自の「すくすくテスト」というのが打ち出されました。学力テストのようなものです。

わたしは非常に残念に思います。
昨年はチャレンジテストも全国一斉学力調査もコロナ禍ということで一旦中止されました。
こども達はコロナ禍の中でストレスをためていると思います。それなのに「すくすくテスト」なんてもので子ども達を一層追い詰める。
このようなことは、どうしても許すことができません。

これは大阪府のことではないですが、コロナ禍のドサクサ紛れに今「国旗損壊罪」を制定する動きが国会で出ています。
「国旗国歌法」が出来たのは1999年でした。学校にも持ち込まれ、政府は「押し付けるものではない」と言いながら、学校現場を徐々に締め付けていった。
今また「国旗損壊罪」を作ろうとしている。わたし達はこのような危険な動きをよく見ていくことが大事です。

そしてこども達のために幼保無償化を独自で調査事情に当たり取り組んでいただきたい。そのことを要望して最後に火曜日行動の歌を歌います。




最後の歌をみんなで歌います。「勝利のその日まで」‼️




合唱終了後、いつもの駐輪場に集まり申し送りです。



来週も頑張ろうと誓い合って解散しました。

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