ニョニョのひとりごと

バイリンガルで詩とコラムを綴っています

日記詩 キムチ(バイリンガル)

2020-04-27 07:15:37 | 詩・コラム






日記詩
   
    「キムチ」
         

思いがけず届いたキムチ
東京の先輩が送ってくれた

甘酢っぱい香りが
思い出させてくれた 遠い昔を

初級学校5年生の時
彼女の姉が音楽の先生だったとき
先生の家で初めて会った彼女

食事を待っているあいだ
ふと卓上に目が留まった
白い原稿用紙にびっしり書かれた文字

北海道が舞台の小説
すずらんの花が今も忘れられない
勝手に人の物を見たと彼女は怒り
二十歳になるまで会う事はなかった

再び巡り会って40数年
辛口な彼女にいつも叱咤されながら
大人になったような気がする

彼女の家に泊まるたび
出してくれる手作りのキムチ
サラダのようにパクパク食べる私
目を細め微笑む彼女…

彼女がまたキムチを送ってくれた
寒さに負けるなと!自分に負けるなと!

*感謝を込めて (2012・2・6 作)


일기시

  「김치」

        
뜻밖에 보내온 김치
도꾜에 사는 선배가 보내주었네

달콤세큼한 향기가
떠올려주었네 아득히 먼 나날을 

초급부 5학년때
선배의 언니가 음악선생님 하셨을 때
선생님집에서 처음 만난 선배

식사를 기다리는동안
문득 탁상에 시선이 갔었지
하얀 원고용지에 빽빽이 메워진 글자

혹가이도가 무대인 소설
은방울꽃이 지금도 잊혀지지 않네
제멋대로 남의 글 보았다고 선배는 성내고
스무살이 될 때까지 만날 일은 없었지

또다시 만난 후로 어언 40여년
쌉살한 선배한테서 질타격려 받으며
난 어른이 된것 같구나

선배집에서 묵을 때마다
밥상에 올려주는 선배손맛이 깃든 김치
쌀라다처럼 덥석덥석 먹는 나를 
살뜰한 미소로 지켜보던 선배…

선배가 또다시 김치를 보내주었네
강추위를 이겨내라고!자신에게 지지말라고!

*감사를 담아(2012년2월6일 씀)
コメント (2)
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