詩を書きました、ハングルで書いたのを日本語に訳しました。ぎこちなくまだ草稿の段階ですが、明日文学教室の日なので合評を受けてきますね。
≪ごめんなさい≫
ニョニョ
200回目の「火曜行動」の日
大阪城公園に集まった人々と
学びの権利を奪うなと叫びながら
府庁周辺をデモ行進していたら
予想通り貴方は立っておられた
1時間も 唯一人 大阪府庁前で
≪朝鮮学校に補助金を!≫
胸のゼッケンがあまりに眩しい
幼い日の麻痺が生涯自分を苦しめても
差別を受ける朝鮮の子ども達を思うと
体より心がむしろ痛いと
4年の間毎週立たれたこの場所
向き合った瞬間胸が熱くなって
お体は大丈夫ですかと尋ねたら
照れくさそうに小さな声で仰った
≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫
どうして貴方が謝るのですか
あの日も仰いましたね 入院された日
大腿骨が折れ身動きもできないのに
「火曜行動」に行けなくてごめんなさいと
朝鮮の子どもたちの笑顔を守れなければ
自国の負の歴史を清算できないと
貴方は両肩に重い荷物を背負って
今日も痛い足で立っているのですね
≪一緒に歩けなくてごめんなさい≫
いいえ 貴方は歩いてる
いつも 先頭を
《ごめんなさい 》
耳元を離れないその言葉
悲しみも苦しみも共に乗り越えてゆく
人間愛の歌が聞こえるようです