昔の映画やドラマを見ておりますと、昔の人は本当によくタバコを吸っておられる。
石原裕次郎のボスも、勝新太郎の警視Kも、なのかというとプカプカとタバコを吸ってばかり。山さんはタバコのパッケージに千円札を忍ばせて、情報屋に渡してた。タバコのプレゼントは、ねぎらいの記しとして強い意味を持っていたんだね。
クリント・イーストウッド演じるガンマンは、ポンチョを羽織りいつもシガーを口にくわえてる。もっとも実際にはイーストウッドはタバコを吸わない人なので、よくみるとシガーには火が点いていない(笑)。男臭さの表現として、タバコは必須だったということでしょう。
労働の合間の休憩時間を、昔は「タバコ」と言ったものです。「タバコするぞ〜」と云えば休憩するという意味になった。
ことほど左様に、タバコは日常生活に密着していました。
当然タバコ農家というのも沢山あって、タバコ農家の支援を受けて当選した議員さんもいるわけだ。
最近は価値観の変化が急激にきますからね、なにかと大変でしょうな。でもタバコは百害あって一利なし。時代の芻性です。仕方がないんてすよ。
時代は変わったんです。
まあ、そうカリカリせずに
一服どお?