2日に嫁さんと子どもを古本屋に連れていったら、3日は釣りに行ってもいいと許可が出ました。
4日から仕事が始まるので、ゆっくり出発できて、好きな時間に帰ることのできる地磯に行くことにしました。
でも、去年の1月に初めて地磯に行って、
チヌを一匹釣ったきり、
そのあと10回も地磯に通ったけど、ずっとボウズでした。
一方、渡船で磯に渡ったときは釣果に恵まれています。
同じ餌代と一日を費やするのなら、3,500円の渡船代を払った方が夢を見ることができます。
今年初めての釣りですが、地磯はこれで最後にしようとマジェスティSに道具を積んで、出発しました。
最後の地磯は去年、チヌを釣ったポイントでと思ったのですが、残念ながらイカ狙いの釣り人が竿を出していました。
仕方がないので奥の方に歩いていくと、少し先を釣り人が歩いていました。
その人は、左の先端に行くようなので、大きな岩をぐるっと回って、右の先端に向かいました。
幸い右の先端は空いていて、風も無く波も穏やかで、ゆっくり竿を出せそうです。
撒き餌を打ちながら仕掛けを作り、
和歌山の海に
「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
と挨拶して、
2016年の第一投を投じました。
今回の仕掛けは全遊動です。
仕掛けがなじむと、潮受けがゆっくりとウキから離れていきます。
2016年の釣りが始まりました。
今年はどんな魚との出会いがあるでしょうか?
と思っていると、潮受けが走りウキがスーとしもっていきました。
おおっ!
と思いながらアワセると、愛竿、銀狼0.4号が綺麗に曲がりました。
竿の胴で魚の引きをいなし、リールを巻き上げていくと、銀色の魚体が見えました。
ちょっと白っぽい魚体。
ヘダイです。
それも35cmの良型。
今年は一投目から魚の顔を見ることができました。
幸先の良い初釣りです。
でも、前回の竿納めの筏では、一投目に鯛を釣って終わりでした。
でも、今年の僕は違います。
何度か手返しを繰り返し、仕掛けを回収しようとすると、竿に重みが・・・
またもや愛竿、銀狼0.4号が大きく曲がり、銀色の魚体が見えました。
ちょっと黒っぽい魚体。
33cmのチヌを釣り上げました。
でも、居食いだったので、釣ったというより釣れたという感じです。
でも、二匹目に本命のチヌが釣れたので満足です。
でも、これで終わらないのが今年の僕です。
今度はウキがしもったところで大きく合わせ、35cmのチヌを釣り上げました。
掛け合わせて釣った魚は、釣ったという実感があります。
やっぱり釣りは、こうでなくっちゃ。
撒き餌が無くなるまで、4時間の釣りでしたが、ヘダイ1匹、チヌ2匹の大漁です。
最後の地磯のつもりでしたが、
帰りに釣具屋に寄って、次回の地磯用のオキアミと配合餌を買い込んでしまいました。