土曜日にへらぶな釣りに行きました。
釣れたのは10匹。
目標の50匹には程遠いです。
向かいの人は、50匹以上釣っていたのに、何が違うのでしょうか?
釣りから帰って、竹竿作りをしました。
仕事が忙しくて、毎日帰ってくるのが12時近くになるのですが、寝る前の2・30分ほどを竿作りに費やして、竹に糸を巻いたり色を塗ったりと、こつこつと作業をしていました。
今回は、継ぎの部分を作る作業です。
穂持ちは先は直径6.8㎜です。穂先の元径が5.8㎜なので、穂持ちの先の穴を5.8㎜に広げ、穂先を差し込めるようにします。
まずは、5.5mmのドリルの歯を穂先に穴に突っ込んで、穴を広げます。失敗すれば、すべてがパーとなるので、緊張の一瞬です。
広げた穴を紙やすりで整え、なんとかうまく穂先をつなげることができ、ほっと一安心です。
続いて穂持ちと手元の竹同士を継ぐ部分、「込み」と「込み口」を作る作業にはいりました。
穂持ちの尻部はテーパーのついた形に削り、手元の先端はそのテーパーにあわせて穴を広げないといけません。
穂先は規格品なので簡単でしたが、穂持ちと手元は両方を削りながら合わせていくのが大変です。
削っては合わせてみて、また削るを繰り返し、うまく継げるまで3時間ほどかかりました。
日曜日は手元の尻に新聞紙を巻いて、握りの部分を作りましたので、竿らしい形になりました。
あとは人工漆を塗るだけです。
とはいっても、「込み口」や胴、握りにそれぞれ5回以上塗り重ねたり磨いたりしないといけないので、まだまだ時間がかかりますが、思ったより早く完成しそうです。