折りたたみ自転車で日本一周 etc

Bromptonで休日を繋いで、日本一周を目指しています。 その他、趣味の魚釣りなどを綴っています。

日本一周19日目 2011年3月6日 愛媛県 佐田岬~愛媛県 松山

2011年03月09日 | 日本一周





 旅館の窓を開けると、佐多岬から九州に向かうフェリーが見えました。空はどんよりと曇っていて、今にも雨が降り出しそうです。週間天気予報では日曜日は曇り、月曜日から雨だといっていましたが、早まったようです。



三崎町から始まる197号線は、延々と登り坂道が続きます。

 

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立派な白い建物があったので、なにかと近づいたら、トイレでした。



尾根まで出ると、トンネルが多いもののアップダウンはましになり、走りやすくなりました。道の駅瀬戸農業公園で休憩していると、小さな犬を連れた夫婦連れのご主人に話しかけられました。自転車で日本一周をしていると言うと、うらやましいですと言われました。

話のあと、そのご夫婦は立派なキャンピングカーに乗り込まれました。


僕、そっちのほうが羨ましいです。

子供が独立したら、小さなキャンピングカーを手に入れて、嫁さんと今、走っている道を走りたいものです。



どうして国道197号線をメロディーラインというのかなと思ったら、横を通り過ぎる車のタイヤから、タンタッタッタタンタッタン タンタッタッタターというメロディーが聞こえてきました。聞いたこともある曲で、歌詞もあやふやながら浮かんでくるのですが、題名が思い出せません(あとで家族に聞いたら、「みかんの花咲く丘」でした)。


道の駅を過ぎたところで、本格的に雨が降ってきました。ポンチョを着込んで国道197号線を走り抜け、国道378号線に入ったところで、宿の女将さんにいただいた焼きおにぎりを食しました。 


二宮敬作記念公園の看板があったので、

矢印に沿って道を下っていくと、「夕やけ公園」?

おかしいなぁと戻ってみると、看板のすぐ裏、死角になるところに公園の看板がありました。

小さな公園で、二宮敬作の像が立っていました。二宮敬作は、幕末のドイツ医師シーボルトにゆかりのある人だそうです。

幕末の時代小説のなかに、そんな人がいたような、いなかったような・・・

国道378号線の斜面には、綺麗な菜の花が一面に咲いていました。なにかイベントがあるのか、雨の中を親子連れなど、たくさんの人が歩道を歩いていました。

伊予鉄道の都中港駅で、松山行の電車が止まっていました。ずっと雨の中を走っていたので、思わずBromptonを畳んで電車に飛び乗りたくなりました。

松山空港で、高知空港の横を通ったときみたいに、飛行機とBromptonのツーショットを撮りたいと思って、雨の中しばらく飛行機が飛び立つのを待っていたら、飛行機は海の方へ飛んでいきました・・・

ようやく松山にたどり着きましたが、松山城も霧に隠れて見えません。

バスの出発まで時間がたっぷりあるので、道後温泉のお土産物街をぶらぶらしていたら、お箸に名前を彫ってくれる店があったので、子供たちの干支の箸に名前を彫ってもらいました。

「千と千尋の神隠し」のモデルになり、日本最古といわれる道後温泉本館の湯船で体を温めて、家路につきました。

 

19日目

 

走行距離

110.4km

(GPS計測)

 

総走行距離

1,787.5km

宅急便

1,580円

(四国~自宅)

交通費

6,860円

(道後温泉バス停~自宅)

合計

8,440円

 

※経費には食事代やお土産代は含んでいません。