超派手斑の「宝草錦」が意外と元気です

 

「全斑（幽霊）」といってもよいくらいの超派手斑の「宝草錦」です。

元株から分離して２年余り。

普通なら幽霊のように消えるのだが、これは消えません。

その理由は・・・・。

 

 

葉の表側には葉緑素を持つ部分がないが、葉の裏側には結構あるので、それで意外と元気なのです。

 

 

これが元株だが、買ったのはもう２０年以上前のことで、この鉢に植えたのは１０年以上も前のこと。

その間一度も植え替えをしておらず、最近は少しずつ衰弱して減っています。

減っている原因は、「土の劣化」による根腐れです。

病的な根腐れだと一気に消えることも多いが、土の劣化が原因だと急激には減りません。

 

 

斑の入り方は非常に不安定で、なかなかきれいな状態に保てません。

手前の全斑は単独では無理なくらい葉緑素を持った部分がありません。

 

そして・・・・。

思い切って植え替えをすることに。

 

 

左の鉢は斑が入っているもにだけだが、全斑の隣は斑がありません。

この２つはつながっていて、全斑の方を維持するためにそんまま植えました。

右は斑ないものばかりだが、ここからまた斑入りが生まれることもあります。

どれもほとんど根が腐っていてなかったが、病的な根腐れではないので、すぐまた復活するはずです。