ロシア大統領の千島訪問について 志位委員長の談話
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大山崎の選挙から、ずいぶん経ってしまいました。
「選挙前はあんなにとりあげてたのに」というコメントをいただきましたが、筆が進まずですみませんでした。
まなべ町長再選、日本共産党5議席へと努力しましたが、及びませんでした。
応援していただいた方、期待していただいた方、ご迷惑をおかけした方、すべての皆さんに、お詫びと感謝の思いでいっぱいです。
まなべ町政の2期目を実現し支えるために、日本共産党は定数4減(12)のなかで5人の立候補という決断をしました。(通れば41.7%の議席確保率になる)
結果、実現はかなわず、議席も3に後退することになりました。(議席確保率25%)
それでも、変化を前に進めるたたかいになったと思います。
選挙最終盤、知事がラブリー円明寺や大国屋前で、「江下町長になれば水道料金を値下げできる」と演説しました。
江下氏も、「水道料金の値下げ」に加えて、「保育所の民営化は行わない」とも公開討論会で述べ、「巡回バス」も公約しました。
共産党が野党だった時代のような、「共産党はできもしないことを言う」じゃなくて、「自分ならもっと実現できる」という主張をされたわけです。
まなべ町長と日本共産党がめざしてきた住民要求は、正当だったし、住民の声が大きかったからこそ、こうやって実現に進んでいるのだと思います。
府営水道問題でも、まなべ町政の1期で矛盾をただす方向に前進しました。
前の町政のときは、ほお被り、見て見ぬふりだった京都府が、初めて料金を値下げしました。
府営懇(知事の諮問機関)も、基本水量が過剰である事実をやっと認め、すぐにとは言わないまでも「検討が必要」としました。
水裁判をめぐっては、共産党と知事との「政治問題」のように扱われてきた水問題ですが、本来は京都府の行政自身の抱える矛盾です。
その矛盾を解決するのは府議会のつとめです。
党派をこえて、それが現実に進むよう、新しい町議団とも力を合わせて全力でがんばります。
・・・以上は、全戸配布ビラに書いたものの少し加筆です。
まなべ町政の2期目をかちとれなかったのは、やはり党の得票が後退したことが響いています。
党は前回2400から2100に。町長は327票差で敗れました。
与党として4年間、議会ではすさまじい攻防でした。
初年度などは、予算を2回も対案も示さず否決されました。
子どもの医療費無料化を拡充する提案をするたび、それを削除した修正案を可決されました。
また、野党となった議員などから、ひんぱんにまなべ町政を批判(誹謗も)するビラが配布されました。
党はそれに対して、日常からの反撃が弱かったと思います。
また、選挙になっても、与党としてどのように役割を果たしてきたのかという議席の値打ちを語るよりも、まなべ町政の実績を語ることに力がそがれました。
また、住民運動も、民主町政実現という状況のなかで、やり方を模索しながらの4年間だったと思います。要求をぶつけながらの選挙になりきらなかった。
選挙中の相手側の攻撃も、京都新聞が「執念」「真鍋憎し」などの言葉を使ったように、すごいものでした。
知事がわざわざ来て、「まなべだから値下げできないのだ。私が決定権者。」と叫びました。利益誘導というより脅しです。
最終日には野中広務氏が来て、「共産党を倒すために、自民・民主・公明がまとまれ」といったことを訴えました。
民主党が先頭に立ち、「停滞した共産町政を変えよう」と何台もの宣伝カーを回しました。
※ついでに言えば泉ケンタ氏が、「小田長岡京市長や久嶋向日市長はよく来られてともにまちづくりを語らせていただくが、真鍋町長は私のところに来たことがない。」と何度も言いました。
国や府との協調性がないという文脈で言われたわけですが、内閣府大臣政務官にもなられたら、偉いもんですね~!
反日デモや尖閣諸島の問題も、住民を足止めさせる影響を間接的に与えていたと思います。
思い返せば、4年前は北朝鮮のミサイルがありましたが、ただちに批判のビラをまいていました。今回は遅れたと思います。
町政を良く知る保守層などからは「まなべ町長は良くやっている」という声が出ていましたが、それを強い支持としてネットワークするとりくみはできていませんでした。
党の第2回中央委員会総会決定にもある、情勢判断の問題や、組織活動の力量の問題もあったと思います。
いま、大山崎の党は、4年後に向けてたたかう体制確立に全力をそそいでいます。住民運動の柱も定めて、戦略をたてています。
私もみなさんと力を合わせて、その先頭に立ちたいと思います。
なんか、負けてよけいにやる気出てきたわ~!あんだけひどいこと言った知事と、真正面から論戦したい!
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逆風はどんどん強くなるでしょう。
第二回総会の報告など読んでみましたが、もっと具体的な政策を打ち出すことが必要ではないかと思います。
こんな先もその先も見えない時代にどの政治勢力も国の将来のグランドデザイン-どうやっていつまでに借金900兆円をなくしていくか、概論でなくもっと項目数値を示した、長期計画中期計画、短期計画--など経済、外交の専門家、学者もいるのでしょうから、総力を挙げて研究すべきではないでしょうか。綱領では具体性に欠けます。消費税を上げても国は救われないことを数字で示し、どうすればよいかなど具体的に。
二中総は、政策活動の弱さを反省し、強化をかかげました。以前党が出した「日本経済への提言」なんて本もありましたが、ご期待のものを出すべく全党あげてがんばります(私がどう噛めるかわかりませんが)。
なお、「900兆円の借金を返す」という点は、本当に赤字で借りている部分と、長期にわたって負担を平準化する部分とありますから、異常な水準から脱するということが目標になるかと思います。