衆院選挙区 衆院比例 市議補選 市長選
自民 12649 10730 11602 9790
公明 上に含む 2983 上に含む? 上に含む
民主 12467 6921 5076 13212
維新 4795 7032 4301 ?
共産 5350 6006 6189 4708
(あくまで中小路さん・大山さん=民主とみなした場合の並べ方ですが。)
これから見えるのは、市長選では冨岡候補も中平候補も衆院比例票に届かなかったこと。
市議補選では共産すみだ候補以外、全員が衆院比例票に届きませんでした。
また、衆院比例では4位だった共産党が、政党対決となった市議補選では2位に入り、順位が変わりました。
4月の府議選(定数2)に大きな弾みになります。
市長選でへこんだのは、じくじたる思いです。大きな責任を感じております。
知名度もありますが、市長選は「問われているのは何か、どう変えるか」が市民にきちんと伝わることが何より大事であり、その点が不十分だった、そこに尽きると思っています。
一方、市議補選は、候補者4名とも知名度がなく絶対的な運動量も足りないもとで、市長選に行ったつもりが「あれ、補選もあんの」て思った人も少なくなかったと思います。
そのとき、いきおい政党で選ぶことになります。
私は、すみださんが「日本共産党公認」だったがゆえに、「無所属」の中平さんよりも票が伸びたのだと思います。
市長選では対決構図を明確にできてなかったが、市議補選では「安倍政権に正面から対決する党」「オール与党議会で気を吐く野党」という共産党のキャラクターが立っていたところに、すみださんの訴えもわかりやすく、支持が集まったのではないか。
一方、民主3議員(と堤前市議)とほうれんそう2議員(と大畑前市議)が推した大山候補は、民主の比例票にも届きませんでした。
これは、有権者に対し「無所属」としていたので、かえって政党対決のなかで埋没したのではないかと推測します。前原氏や福山氏までが来たにもかかわらず。
ただ、これは戦略ミスなのかと言えば、必ずしもそうとも言えません。
民主党を名乗って当選できると踏んでいるのなら、民主党公認で出たらよかった話だからです。
すなわち市長選も含めて、「民主党の看板は有利でない」という判断をした。
それは今回の選挙の大きな特徴であり、そのこと自体に民主党の現状が表れているような気がします。
定数2の府議選(長岡京市・大山崎町選挙区)、攻めどきになっています。