あけぼの

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出足は惨め、だが瘤は去り、笑顔に包まれた誕生日の快気祝い

2018-02-22 10:54:39 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  2月20日は筆者、彩の渦輪の誕生日、且つ瘤夫(大動脈瘤体験者)、自悠人の半年毎の検査日で榊原記念病院へ。自悠人は足骨折の後遺症、痛み・むくみがあり松葉杖で、当然筆者がお供だ。出がけに保険証が見つからず、誕生日なのに「責めあい」でスタート、どこに置いたか記憶になく、遂にボケたかと落ち込んだ。保険証無しの場合は多分100%負担だろうと大金を準備し出かけた。病院の受付の女性は前回来院の日付けを見て「1割でいいですよ!保険証が見つかったらFaxしてください」、とFax番号をくれた。「さ~すが~榊原記念病院!」と感動してお礼を言ったら彼女はニッコリ。自悠人の主治医は心臓血管外科の部長先生だ。「手術痕が縮まり、良くなっている。破裂のリスクは無いから海外にも行っていい!」と。拙著、「地球千鳥足」を謹呈したら、「この前の本は『デートは地球の裏側で!』だったね!」とよく覚えていらした。読んでくださったんだ!先生は「次の来院は1年後でいいよ!」と。筆者が「そんな先では寂しいですよ!」というと先生は、「病院なんか来ない方がいいんだよ!」と、笑顔で、お口はポンポン。笑顔と笑い声で病院を後にし、市役所に保険証再発行願いに行った。棗(なつめ)さんという珍しいお名前、お目目がチャーミングな女性が、「お顔に見覚えがありますッ!」と素早く再発行してくれた。「棗は根が張る植物で『不屈、英語はTenacity』ですよ!」と教えてあげて、ここでも笑顔の交換。自宅に帰り病院へ保険証をFaxしている頃、自悠人はやっと筆者の誕生日を思いだし、近くのPietroへ。「紅ずわい蟹のクリームドリア」で「Happy Birthday!」と乾杯。 帰宅すると親友千代子さんから筆者の好みの色の素敵な花籠が。「お誕生日おめでとうございます。素敵な年になりますように!」とのカード付き。午後、自悠人が「確定申告に行って来て!」というので税務署へ。長い行列で2時間以上かかったが無事終えて帰宅すると、まあ、秀子さんが栗入りお赤飯を持って家に来てくださっていた。「今日は大安ですよ!自悠人さんのお足の怪我、もう2か月になるので治られる頃と思い快気祝い作ってきました!」と。美味しそうな栗おこわには赤と緑の2つの南天が飾ってある。夕食は食卓に千代子さんからの美しい花篭を飾り、秀子さんからのお赤飯と筆者から自悠人への快気祝いに準備した鯛で乾杯しました。(彩の渦輪)