骨折して49日目の昨日、やっと数歩、歩けた。びっこを引きながら。新田医師に足指付け根や平たい腫れの部分の原因を説明されて納得。「骨はくっついている。リハビリとして各関節部の強制的な運動を始めよ!」と。使えなかった膝から下を、風呂の温湯の中で動かせ、とも。本日は二階から下の食堂へと歩いた。恐れおそれだが一応びっこで歩けた!
辛かった約7週間。肉体的、精神的に辛苦を味わったなあ。折れた足首は少々痛いが、今後は一日、一日の歩きが薬だ。四つん這いが卒業出来、トイレの不自由からも解放され、見通しがついた!来週は車も使えるかな?アメリカ行きも松葉杖不要かな?こんなに素晴らしい気分になれたのは久方振りだ。読者のみなさま、ご心配有難う!
喜ぶのはまだ早かった!昨夜、布団の上で急に立ち上がって2歩目に痛みが走った。ああ、くっついた骨がまた離れたか、足首の関節がずれたか?不安が脳裡に満ちた。が、5分後、あたかも足首に油を注入されたように軽くなった。元の木阿弥に返ったのかも、という不安と快適さが交互し、夜明けを待った。朝、同じようにびっこをひきながら歩けた!急に立ち上がった刺激で癒着した場所が離れて正常になったのだろう。動いたことが幸いしたのかもしれないが、「ラッキー!」の一語。今日からは、杖でびっこをひきながらも、歩け歩け運動だ。(自悠人)