あけぼの

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毒舌夫と頑固妻、ワンワールドの地球千鳥足(仮題)完

2017-09-20 10:39:21 | 講演・アート・音楽・スピーチ

  親切と「こんにちは!」を浴びた旅  

結婚50周年の旅はアメリカ発、ポルトガル訪問がスタート。先ずは夫の希望、ユーラシア大陸最西南端の街を目指しラゴスに向かった。英国航空のニックが「日本と日本人大好き」と下りる時スコッチ7本、シャンパン4本もくれたので列車の中、乗り換え毎に隣席の人と乾杯し、アンケートに答えてもらった。1755年に大地震のあったこの国の多くの人々から東日本大震災見舞いの言葉を頂いた。リュックを背負ってあげると言う親切おばさん、「大震災の孤児を養子にしたい!」という優しい女性、行き交う反対路線の電車から日本語で「こんにちは!」と大声をかけて来る若者、等、至る所、親切と地震見舞いと「こんにちは!」を浴びたポルトガルに名残を惜しみつつ、毒舌夫と頑固妻、人間遺産に触れる地球バックパックの旅は続いている。今プロローグを書いている本、地球千鳥足(仮題)は 旅や人生ガイドとして役立つ本でしょう!我々夫婦は旅が好き、とりわけ途上国を好んで旅してきた。旅は出会いに彩られるが、貧しい国でなお優しさを失わず生きる人々から受ける心のこもった親切は、宝石や洋服を買う代わりに出かける私に与えられる宝石だ。国は変わろうとも人の心は1つ、愛には愛が、信頼には信頼が返って来る。文化と生活環境は異なろうとも地球上の人々の心は1つ、戦争の無い世に共に生きたいと願っている。人生哲学が異なる異文化夫婦、毒舌夫と頑固妻も、足元の共生を目指しつつ、旅は道連れ、地球は船、同時代に同じ船に乗り合わせた船客同志との異文化理解・多文化共生の道を探りつつ、旅を続ける。よたよたと千鳥足で。ただ今結婚55年、夫婦合わせて164彩(歳)なり。(彩の渦輪)写真1、たまには優雅に馬車で探訪。 2.アンケートに協力してもらった女性たち(いずれもニカラグァにて)