あけぼの

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遂に来たか老化現象:筆者も長嶋氏も?

2017-06-05 16:35:43 | 講演・アート・音楽・スピーチ

車道から歩道に移行したときなだらかな勾配に躓き靴が引かかり、勢いで身体が投げ出され歩道にばったり両手を付いた。手の平に疼痛が走り右腕を前に出すとき肘で横胸を打ち息がとまるほど痛い。瞬時には立ち上がれなくそこに転んでいた。が、擦り傷など怪我はなかった。ちょっとした勾配で躓いたのは初めてだった。年齢は気にしないが身体が老化したのなら注意力、集中力を高めなければならない。早朝の30分速歩き、自分なりに歩行幅、速度は意識して歩くようにしていたが、足が上がらなかったのが原因だ。

 今朝の朝日新聞に巨人のかの有名な名誉監督、長嶋氏の始球式参加記事が出ていた。投球したのは小学生、長嶋氏は2球は見送り3球目は空振りだった。観衆の声援でもう1球に向かったが見事に空振りだった。本人曰く、「ボウルが見えなかった!」と。彼は目をつぶっていてもバットに当てることが出来る野球の神さまのような人だった。若い選手との比較記事だったが、比較された野球選手は高校生。試合で100本目のホームランを打ったと囃された記事だ。それぞれの年齢は81歳と18歳。

 長嶋氏は筆者より若いが筆者と同じ老化現象だろうか。誰しも老化はやって来る。空振りはご愛嬌だったかもしれないが、老齢者の現実は過去の実績に無関係だ。特に自分に言い聞かせていることだが、今何が出来るか自覚して生きるしかない。(自悠人)