私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



音楽作品と楽器の間には、密接な関連があって、作品の要求に応ずるための楽器の改良、新しく付け加えられた機能や能力が、それを生かした音楽作品を生み出すという相互関係が存在する。その事は、曲が作曲された当時の楽器による演奏によって、よく理解することが出来る。またそのようなオリジナル楽器による演奏によってのみ、その作品の本来の響きが再現できるのである。今回はブラームスのピアノ協奏曲第1番を、オリジナルのピアノとオリジナル編成のオーケストラで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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