私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ルイXIV世時代のフランス宮廷に於いては、国王自身が舞踏や音楽を非常に愛していたことから、華やかな音楽文化が花開いた。その中心的役割を果たしたのが、ジャン=バティスト・リュリである。17世紀後半のフランス・バロックを代表するリュリが統率する「王の24人のヴァイオリン」を中心とした管弦楽曲は、単にフランスだけでなく、ヨーロッパ全体に大きな影響を与えた。今回はその様なリュリの管弦楽の響きを、3つの組曲として収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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