私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ショパンの「24の前奏曲」作品28は、バッハの「巧みに調律された鍵盤楽器のための前奏曲とフーガ」(BWV 846 - 893)に刺激を受けて作曲された。その凝縮された構成と簡潔な表現によって ショパンのピアノ曲の中でも最高傑作に数えられる作品である。この様なショパンのピアノ曲は、ショパンが当時実際に使用していたものと同型の楽器によって演奏する事によって、その曲の本質をよりよく理解することが出来る。今回は、ポーランドの国立フレデリク・ショパン協会が制作、販売している、ピアノ作品全集の内の1枚を紹介する。 . . . 本文を読む

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