私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ハックブレットあるいはダルシマーという楽器は、共鳴箱に張った弦を撥で打って奏する楽器で、一見したところ非常に単純な楽器である。実際、ヨーロッパ各国で民族楽器としていまでも用いられている。しかし単に民族楽器的な用途だけでなく、宮廷に於ける歌唱の伴奏などにも用いられていたことが分かっており、その独特の響きは、非常に魅力的な楽器である。今回はこのハックブレットによって、ルネサンスからバロックに至る時代の様々な小曲演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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