私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ブラームスは、交響曲第1番を作曲の際は、ベートーフェンの交響曲を継承するという意識が強く、15年もの歳月をかけてようやく完成させたが、それに続く交響曲第2番は、第1番完成の次の年に数ヶ月で作曲し、初演させた。作品全体の曲想も、第1番が短調を基調とし、重厚で激しいものであるのに対し、第2番は長調を基調として、明るい曲想を特徴としている。今回はこの作品を、オリジナル編成のオーケストラで演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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