私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



ペダル鍵盤を有するチェンバロについては、いくつかの記述があり、その存在は確かなものであるが、実際の楽器はほとんど残っていないようである。バッハがペダル付きのチェンバロあるいはクラヴィコードを所有していたらしいことは、死後その遺産を分配する際に作成された文書で分かるが、その楽器の詳細は分からない。今回紹介するCDは、少ない資料をもとに作成されたペダル・チェンバロで、バッハのオルガンのための曲を演奏したものである。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )