私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



イギリスは1688年から1689年の「名誉革命」によって、国王の絶対権力の時代から議会制民主制へ移行し、豊かな中産階級層を中心とした文化の時代となった。音楽も宮廷から市民社会にその中心を移し、商業的演奏会や家庭での音楽が盛んとなった。この様な時代にリコーダーは、独奏楽器として愛好され、多くの作品が生み出された。今回はこのような作品の中から、リコーダー2本と通奏低音のためのトリオソナタを収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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