私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



中世、ルネサンスからバロック、そして古典主義時代の作品にまで、オリジナル楽器による演奏がCDとして手に入るようになってきたが、ロマン主義時代の作曲家の作品となると、まだ限られたものしかない。ブラームスの交響曲などの管弦楽曲もその例外ではなく、ロジャー・ノリントン指揮のものしかない。しかし今から100年以上前の19世紀の演奏は、楽器も含めて現在とは大きく異なったものであり、その時代の作品が初演された当時の演奏がどのようなものであったか、大いに興味のあるところである。今回はそのような作品のひとつ、ブラームスの交響曲第1番のオリジナル編成による演奏のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )