<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

詩を読むと、そこから先へ歩いて行ってみたくなる

2019年07月06日 16時17分12秒 | Weblog

同じロゼッテイの詩の、こんな別の訳詩も見つけた。

「風を見た人」  木島 始

 

風をみたひとが いるかしら?

あなたも わたしも 見ちゃいません

でも 葉っぱが 垂れて ふるえていたら

風が 吹きすぎているのです

 

風をみたひとが いるかしら?

あなたも わたしも 見ちゃいません

でも 木々が 頭で おじきをしたら

風が 吹きすぎているのです

ああ、これもいいなあ。感じるなあ。感じさせるなあ。そこからその次へ行って見たくなるなあ。

詩は入り口の門なのかもしれない。そこから入り込むようにと、誘われる。そこへ入って行く。するとすういと体が浮いてくる。体が翼を着けて来る。

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