風が書く詩を聞く耳を、わたしが持っていたらいいのだ。空が書く詩を聞く耳を、わたしが持っていたらいいのだ。耳で聴いたのを言葉に直す翻訳装置が頭脳の何処かに据えられていたらいいのだ。どんどん聞こえて来たら、もう独りぼっちがさみしいなんか言わないでいられるだろう。どんどん聞こえて来たら、始終にこにこをしていて飽きないだろう。他のことに手を染めるいとまもなくなるだろう。風が美しく書いた詩を、こっちで美しく聞いているだけでよくなるだろう。そういう風の詩というのが、いつもどこにも流れているのかもしれない。
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