恋人のいないわたしの恋人になろうと手挙ぐ四月の風が 薬王華蔵
たしかにわたしには恋人がいない。老爺は、「いやあ、すまんなあ」と頭を撫でる。嬉しいときにはいつもこうする。
四月の風に手を引かれて行く。風が「何処へ行きませう」と聞く。わたしは新緑の野山を指さす。
恋人のいないわたしの恋人になろうと手挙ぐ四月の風が 薬王華蔵
たしかにわたしには恋人がいない。老爺は、「いやあ、すまんなあ」と頭を撫でる。嬉しいときにはいつもこうする。
四月の風に手を引かれて行く。風が「何処へ行きませう」と聞く。わたしは新緑の野山を指さす。
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