明けて1月7日はもう9時半を回っている。やっと起きて朝食したところ。粥と大根人参の浅漬けだった。正月からこの方ラジオ体操もずる休みを決め込んでいる。ずるずるずると怠けが昂じている。もともとが怠け者。拍車が掛かっている。これでいいか。よくはない。だらしないさぶろう。空から見ているおっとうとおっかあに叱られそうだ。
朝寝がよくないのだ。真夜中3~4度のトイレ通いから解放された朝方、夜が明ける頃から深い眠りに落ちる。これがなかなかの快感である。夢見もいい。堅さがとれて、身心が飴状にとろりとろりになる。夜明け前には冷える。冷えるのであたたまっていたくなる。布団から出られない。それもある。
障子戸を全開すると曙光が部屋の奥深くまで差し込んでくる。霜は下りていない。風もない。山と山との広い空間でたなびいている白い雲が、光を吸って輝いている。村里は静かなものだ。今朝はいつもの冬鳥も飛んでこないようだ。鳴き声がない。侘び助の葉を垂れる寸前の水滴が幾つも幾つも宝石になっている。
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