<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

わたしにできることはどれだけか?

2009年02月03日 21時08分13秒 | Weblog
わたしができることはどこまでだろう?

たとえば呼吸だ。息を吸ったり吐いたりはできる。
だがその息の、空気を、いつも鼻先に置いておくことができない。

これはわたし以外の誰かの仕業だ。誰かというと人格体を思い浮かべてしまうが、
そうでないことだってあるかもしれない。まあ、しかし、尊敬の意を込めて擬人化するのだ。

吸ったり吐いたりすれば、それですむのはなぜか?
それから先は誰がしているののか? 吸った空気から酸素を取り出して、それを燃やす。それは誰が引き受けているのか?

誰もいない?
いないでやれるのか?
じゃ、いないでもやれるようなシステムをこしらえておいたのは誰か?

      *

威張ってはいけない。

わたしはその全体の工程のほんの、ほんの一部をちょいと受け持っているだけなのである。
大きな顔はできない。

ほとんどは自力ではない。ほとんどは他力なのである。してもらっているのである。

すっかりすっかりおまかせをしているばかりなのである。

      *

おまかせをして生まれてきたのである。
おまかせをして死ぬより手だてはない。

おまかせは心配したってどうにもならないのである。
「お願い申し上げます」「有り難うございました」を言うしかないのである。
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