4月11日のブログで自作アンプの事を書きましたが、今日はトランス結合の自作アンプについて回路図など紹介します。
アンプは、シンプルな回路で、ひずみが少ない部品を選ぶことが良いと考えています。これを実現する方法として、パワー管と前段をトランスでつないで駆動する回路を選びました。
このアンプは、当初直熱三極管で組み上げたのですが、直熱管はハムノイズ(交流100Vのノイズ)が押さえ切れず途中から傍熱管の5881(6L6GC)に置き換えました。出力は小さくなりますが、音を優先して三極結合としました。回路は、非常にシンプルで簡単なものです。手書きで分かりにくいですが回路図です。
前段増幅は二段としていますが一段にすることもできるようにスイッチを入れてあります。
試聴結果は、非常にくっきりした音です。弱点は、少し低域の力が弱いことです。これは、負帰還という、トランスの出力を入力へ一部戻し補正する事をしていないせいかも知れません。
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