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南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

620Aで不二音響 HYFAX PR-2023FETパワー・アンプを聴く

2016-08-10 | オーディオ

先回、スピーカーJBL4331+2405でパワーアンプ「不二音響 HYFAX PR-2023FET」「日立HMA-9500」「GASアンプジラ」を比較試聴しましたが今日はスピーカーをアルテック620Aにつなぎ試聴しました。

不二音響 HYFAX PR-2023FET

 

 

日立HMA-9500

GASアンプジラ

音源は「テディーウイルソン+北村英治」、「ART・アート・ファーマー」「Art Pepper  meets The Rhythm Section」など使用しました。

  

アルテック620Aでの比較試聴で分かったことは、HYFAX PR-2023FETはビブラフォンやシンバルの金属の響きの抜けが良くもっともらしい表現ができることです。

FETの持つ高域の表現なのか?しかし同じFETの日立HMA-9500より明らかに優れているからそれでだけではなさそうです。

中・低域の表現の柔らかさは「GASアンプジラ」「日立HMA-9500」「HYFAX PR-2023FET」の順で「HYFAX PR-2023FET」は高域寄りでGAS、日立より音を硬く感じさせます。これはJBLでは出なかった傾向ですが、スピーカの能率の良さが差異を良く出している可能性もあります。

HYFAX PR-2023FETは、JAZZを中心に聴く場合には結構捨てがたいアンプかも知れません。もう少しいろいろ聴いてみたいと思います。

 

 


HYFAX  PR-2023FETパワーアンプを聴く

2016-07-27 | オーディオ

先回に引き続き今日は、2009年ヤマハグループになった不二音響 HYFAX PR-2023FET業務用パワー・アンプを聴いてみました。中を開けてみるとまずトロイダル・トランスと大きな電解コンデンサーが目に入ります。業務用ですから過酷条件に耐えられるようファン冷却式です。内部にフィンがあるアルミ押し出し成型した筐体の上に日立製のFETが取り付けられています。この筐体の中を冷やすようになっています。パワーは8Ωで125W。重量は約20kgです。ネットで見るとこのアンプは多くのホールに納入されていて価格は33万だったようです。

前回と同じ接続・音源で試聴しました。

FETのためか前回のHMA-9500と本当によく似た音です。

電源投入した当初は少し高い音が荒れていますが温度が上がると滑らかになります。HMA-9500よりは少し高域の付帯音が気になります。

低域のドラムやベースも良く表現します。しかしアンプジラとは随分差が出ます。HMA-9500より低域の音はやや薄い気がします。

まとめとして、リサイクル品で2万以下で入手できるアンプとしては十分な性能と思います。

私の好みとしては、やはりFETアンプの高域の強い部分は気になるところです。とりあえずサブ・アンプとして保管します。

 

 


日立HMA-9500パワーアンプ試聴

2016-07-26 | オーディオ

1977年発売の日立HMA-9500は音の良いMOS・FETを用いたということで評価が高く当時私も購入しました。しかし少し聴きこんでいくと弦楽やヴォーカルで高域が強く感じ、常用は真空管アンプで過ごしてきました。HMA-9500は使用頻度が低いまま保管していましたが故障したため数年前手放しました。

今更という感じですが今回GAS・アンプジラを入手し改めて比較試聴したいと思いHMA-9500を準備しました。

なおHMA-9500は、劣化した電解コンデンサーなどを現在のオーディオ用に交換してあります。

音源はDL-103カートリッジ・又はSONY・CDプレイヤーデンオンPRA-2000プリアンプパワーアンプ

JBL4331+2405スピーカ

試聴盤

          

ベース・ビブラフォーン・管楽器・ボーカルを中心に比較しました。

【GASアンプジラとHMA-9500の比較評価】

①MJQラストコンサートのベースは膨らみが強く再生しにくいのですがアンプジラは厚みと音像をしっかり分かりやすく表現します。さすがです。これに対しHMA-9500はタイトな低域です。

②ラストコンサートやDAVE PIKEのビブラホーン、アート・ファーマーの管楽器などはHMA-9500は細部まで出し輝きもそれらしく再現します。その分やはり高音は強く感じます。VSOPの場合はアンプジラが演奏のエネルギーを非常に良く出すため文句なく優れています。

③アンバートンのヴォーカルはHMA-9500は声が強めに感じます。ダイアナ・クラールはHMA-9500が声を前へ良く出し、ピアノの音に艶がでます。低域の広がりはアンプジラの方が良く出ます。

まとめとして、音のスピード感とかタイトな表現はHMA-9500が上手く表現します。アンプジラは重厚感や安定感を上手くだします。どちらのアンプも良いところがあり、オールマイティなアンプは難しいです。当面、常用はアンプジラで過ごします。

 

 


古いチューナ

2016-07-11 | オーディオ

友人がチューナーが調子が悪いというので20年くらい前、粗大ごみから回収し保管していたパイオニアF-005というFM専用チューナーを引っ張り出しテスト試聴しました。

パネルはアルミ材やガラスを使った良い造りです。

内部

5連バリコンのようです。

FM放送の音は、私が現在使用しているデジタル式チューナーと比較してなんら劣ることがなく、ほんの少し甘めの雰囲気で聞きやすく良い音です。

クオーツ・ロックといって選局してダイアルから手を放すと放送局が自動で固定される機能を持っています。

安定性を見るため長時間通電後一度電源OFFして翌朝スイッチを入れると昨日と同じ局にきちんと固定されていました。

1979年製で37年経過していますが当時の日本製は良い部品を選んで使用しているのでしょうね。安心して友人にプレゼントできます。


ウーハーの取り付け

2016-07-01 | オーディオ

今日は、ウーハー・スピーカーのエッジをゴム系からウレタンに交換したものをJBL4344に取り付けました。

 

中域のスコーカーはゴム系のままのエッジですが触れてみると前ウーハーに使っていたゴム系エッジより柔らかくそれほど動きを抑えていないようで、音に違和感はありません。

スコーカー・ゴム系エッジ   ウーハー・ウレタンエッジ

         

 

ウレタンエッジをアンプジラでJAZZを二三枚試聴しましたが低域の分離は少し改善されたものの以前聴いていたオリジナルのウレタンエッジのような音にはなっていません。もう少しエッジをエージングしなじませて柔らかくしないと従来聴いていた音に戻らないかもしれません。