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南飛騨からこんにちは

田舎で農業しながら、日々気になること、ふるさとのこと、おもしろかったこと、趣味のことなど気軽に書きます。

NHKEテレ「こころの時代」(長谷川公茂氏)をみました

2025-02-07 | TVを観て
先日、NHKEテレ「こころの時代」でかって円空学会理事長をしておられた長谷川公茂氏の再放送を見ました。

長谷川氏は昭和8年生まれで令和5年に91歳で他界されています。
美術大学で版画を取り組まれる中、円空仏に惹かれ微笑みの円空仏が彫られた思想的・宗教的背景を明らかにするため、一部自らも身をもっても同じ体験しながら、円空の史跡調査と歌の解読研究によって出生から没年までの歴史も解明されるなど、生涯を円空研究に捧げられた方でした。


私が、円空について知ったのは、20代初めに入手した冊子「飛騨の年輪」(熊原正男著・M42年生まれ、当時神奈川県の金沢文庫長・出身は現下呂市金山町下原・福来)でした。
内容は、飛騨に足跡を残した円空、南飛騨の風俗・風習、下原出身で江戸末期に世界一周をし多くの記録を残した加藤素毛などについて調査しまとめたものです。
この冊子の中の「円空の歌」という表題項で、長谷川公茂氏は「東京の美術大学を出られという画家で・・一部省略・・昭和33年に土屋常義氏(岐大教授)によって円空の歌五百首発見され・・(一部省略)・・ついで35年5月に長谷川氏が八百余を調査し・・一部省略‥長谷川氏によって編纂されたときは千五百十三首に達した。など紹介されていました。

私の知識は、冊子の情報や下呂町史などの情報程度だったのですが、地元戻り幸い円空学会に参加された知人がおられ、円空学会の活動のことや、この地方での円空の足跡を教わることができました。昨年には、円空学会がこの地方に存在する円空仏の精密写真を撮影されるということで一度見学させていただきました。
(下呂温泉合掌村・円空館で~南飛騨・下呂の地に咲く円空の花~と題して、2025年4月20日から6月22日まで市内に保存されていて秘仏・非公開となっている円空像26体を特別展示するそうです。また、東京の三井記念美術館では2月1日から3月30日まで「魂を込めた円空仏ー飛騨・千光寺を中心にしてー」と題して特別展が開かれています。)

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