【10月22日(火)】
翌日、宿泊した仙台でレンタカーを借りて、この日は女川町での支援活動です。
もともと石巻市立女子高の同窓会へのお呼ばれ出演が今回の訪問の目的ではありますが、終演後に無理に東京に戻るよりも、せっかくの訪問の機会ですから、この夏からお世話になっている女川町まで足を延ばして活動をしよう、と考えついたのですが。。
問題は交通手段の確保でした。なにせ仙台から女川町まで行くにしても、まず仙石線が津波の被害で壊滅的な打撃を受けて運休していますから松島より先はバスに頼るしか方法はないし。。いや、正確には海岸線を通らずに迂回して石巻に至る鉄道便も震災後に作られてはいるのですが、本数が少ないうえにだいぶ遠回りになってしまい、時間のロスも懸念されます。そのうえ石巻から女川町までも、これまたバス路線しかないという有様で。。装束の運搬の問題もあるので、ここはプロジェクトの活動としては初めてレンタカーを利用することにしました。
それでは仙台で宿泊せずに松島や石巻に宿泊する方が効率的では? これも往路と同じく、交通手段の問題があって不可能です。仙台と女川町の間の町。。多賀城市とか石巻でもレンタカーは借りれるのですが、それらの町に宿泊してレンタカーを借りても、帰途この町に車を返してから仙台に至る交通手段がバスや本数の少ない列車に頼って、装束を抱えながら乗り換えを重ねるのは相当に危険で、帰りの新幹線に乗るためには仙台に宿泊してそこでレンタカーを借り、片道2時間をかけて女川町に至り、帰路も急いで仙台に帰って新幹線に飛び乗る、という手段が最も確実、という結論でした。いろいろ考えたけれどこれがベストだと思います。
しかも、ですね。当初は6月に活動した女川町の町民野球場仮設だけで活動する予定だったところ、訪問の直前に女川町から仮設商店街でも上演できないか? という打診を頂きまして。仮設住宅だけなら余裕のあるスケジュールを組めたのですが、2カ所となるとこれは大変! 着替え~会場への移動~また着替え。。と上演準備に必要な時間を計算すると。。分刻みのスケジュールになってしまいました!
このため仙台では早朝から営業しているレンタカー屋さんに予約をし直し、訪問スケジュールを綿密に練り直して、ようやく綱渡りの訪問スケジュールが出来上がった、という訳です。帰路の渋滞を少な目に計算して、迂回路も調べて。。なんせ、経費の節約のために、新幹線も速い「はやぶさ」や「はやて」ではなくて停車駅の多い「やまびこ」を利用、それも割引きっぷを買ったため乗り遅れると紙きれになってしまうという。。もしも帰りに渋滞につかまったら、家族だけは最寄りの駅に降ろして鉄路で仙台駅を目指してもらい、ぬえはレンタカーを返してから仙台にもう一泊する覚悟でした。
こうして心は不安を抱えながらの活動でしたが朝早くホテルで朝食を摂ってレンタカー会社に行き、スムーズに車を借りることが出来ました。2時間の女川までの道路も渋滞につかまることもなく快適に到着~~!
松島の住民のFさんのご協力によって、前日に石巻の関係者にご挨拶できて良かったです。そしてまた、今回初めて現地で活動する家族のために、石巻の被災地区を案内することも前日に済ませることができました。




まだまだ帰りに仙台に予定通りに到着できるか、その不安はありましたけれども、まずは時間通りに女川町に到着して、最初の公演地「きぼうのかね商店街」に入りました。
ここでは、町民仮設住宅にお住まいの住民さん、佐々木英子さんが釣具店を経営しておられて、ここが ぬえらの楽屋として提供して頂けることになっていました。まずは佐々木さんと久しぶりのご対面~。
翌日、宿泊した仙台でレンタカーを借りて、この日は女川町での支援活動です。
もともと石巻市立女子高の同窓会へのお呼ばれ出演が今回の訪問の目的ではありますが、終演後に無理に東京に戻るよりも、せっかくの訪問の機会ですから、この夏からお世話になっている女川町まで足を延ばして活動をしよう、と考えついたのですが。。
問題は交通手段の確保でした。なにせ仙台から女川町まで行くにしても、まず仙石線が津波の被害で壊滅的な打撃を受けて運休していますから松島より先はバスに頼るしか方法はないし。。いや、正確には海岸線を通らずに迂回して石巻に至る鉄道便も震災後に作られてはいるのですが、本数が少ないうえにだいぶ遠回りになってしまい、時間のロスも懸念されます。そのうえ石巻から女川町までも、これまたバス路線しかないという有様で。。装束の運搬の問題もあるので、ここはプロジェクトの活動としては初めてレンタカーを利用することにしました。
それでは仙台で宿泊せずに松島や石巻に宿泊する方が効率的では? これも往路と同じく、交通手段の問題があって不可能です。仙台と女川町の間の町。。多賀城市とか石巻でもレンタカーは借りれるのですが、それらの町に宿泊してレンタカーを借りても、帰途この町に車を返してから仙台に至る交通手段がバスや本数の少ない列車に頼って、装束を抱えながら乗り換えを重ねるのは相当に危険で、帰りの新幹線に乗るためには仙台に宿泊してそこでレンタカーを借り、片道2時間をかけて女川町に至り、帰路も急いで仙台に帰って新幹線に飛び乗る、という手段が最も確実、という結論でした。いろいろ考えたけれどこれがベストだと思います。
しかも、ですね。当初は6月に活動した女川町の町民野球場仮設だけで活動する予定だったところ、訪問の直前に女川町から仮設商店街でも上演できないか? という打診を頂きまして。仮設住宅だけなら余裕のあるスケジュールを組めたのですが、2カ所となるとこれは大変! 着替え~会場への移動~また着替え。。と上演準備に必要な時間を計算すると。。分刻みのスケジュールになってしまいました!
このため仙台では早朝から営業しているレンタカー屋さんに予約をし直し、訪問スケジュールを綿密に練り直して、ようやく綱渡りの訪問スケジュールが出来上がった、という訳です。帰路の渋滞を少な目に計算して、迂回路も調べて。。なんせ、経費の節約のために、新幹線も速い「はやぶさ」や「はやて」ではなくて停車駅の多い「やまびこ」を利用、それも割引きっぷを買ったため乗り遅れると紙きれになってしまうという。。もしも帰りに渋滞につかまったら、家族だけは最寄りの駅に降ろして鉄路で仙台駅を目指してもらい、ぬえはレンタカーを返してから仙台にもう一泊する覚悟でした。
こうして心は不安を抱えながらの活動でしたが朝早くホテルで朝食を摂ってレンタカー会社に行き、スムーズに車を借りることが出来ました。2時間の女川までの道路も渋滞につかまることもなく快適に到着~~!
松島の住民のFさんのご協力によって、前日に石巻の関係者にご挨拶できて良かったです。そしてまた、今回初めて現地で活動する家族のために、石巻の被災地区を案内することも前日に済ませることができました。




まだまだ帰りに仙台に予定通りに到着できるか、その不安はありましたけれども、まずは時間通りに女川町に到着して、最初の公演地「きぼうのかね商店街」に入りました。
ここでは、町民仮設住宅にお住まいの住民さん、佐々木英子さんが釣具店を経営しておられて、ここが ぬえらの楽屋として提供して頂けることになっていました。まずは佐々木さんと久しぶりのご対面~。