陸前高田の仮設商店街で夕食を摂ってから、ふと思いついた ぬえは 気仙沼に行ってみることにしました。それはちょうどこの時期 気仙沼の内湾地区で実行委員会「ONE-LINE」の主催によりクリスマスの時期からのイルミネーションが灯されていたからなのです。じつは今回の活動では気仙沼市に入る前に、ちょうどよい時間に仙台を通過する予定だったので、有名な仙台のイルミネーション「光のページェント」を見に行こうか、という計画も考えていました。ところがスケジュールを立てているうちに、未明に東京を出発して、仙台の通過は昼頃、という予定に変わってしまって。。これまた東北地方で活動を始めて3度目の冬になるのに、「光のページェント」はまたしても見ることができない、ということに。。考えてみれば、これまた有名な仙台の七夕まつりも見ていないな~。
そんなワケで、陸前高田市からは30分以上かかる道のりですけれども気仙沼内湾に行ってみることにしました。笛のTさんはお疲れで休みたい、とのことで一人で運転して気仙沼へ。連絡を取り合って、翌日の活動のお手伝いをしてくださる気仙沼市民の村上緑さんがご案内くださる、とのこと。あらうれしい。
緑さんをご自宅までお迎えに行き、オススメの場所、というので港のすぐそばの高台に建つ気仙沼プラザホテルのエントランスに行ってみました。ををっ、聞きしに勝る美しい眺め。
これは、港の岸壁に沿ってずうっとLEDランプを張り巡らせただけではなくて、目立ついくつかの建物もイルミネーションで飾り立てているようでした。付近の商店ビルなど自主的にこの時期に合わせて飾る方もあるのでしょう(実際、被災地区の中に派手な電飾をすることで有名になっている商店がありました)。
暗くてピンぼけでごめんなさい。これは教会。。というよりチャペルですね。気仙沼の被災地区から大川を渡ったすぐ川のほとりにある「ゲストハウスアーバン」という結婚式場の施設らしい。大川は震災のときに津波が遡上して氾濫、付近では相当な被害が出ましたから、この結婚式場も無傷ではないはずですが、このときは豪勢にイルミネーションで飾り立てられていました。チャペルはこの結婚式場とはちょっと離れている、気仙沼女子高やホテル望洋の付近の高台に建っていますが、輪郭だけを品良くLEDランプで浮かび上がらせていました。
イルミネーションの資金は募金によって支えられているそうですが、それにしても照明の総延長はどれくらいになるんだろう。飾り付けを考えても気の遠くなるような作業だったはずで、なんだか気仙沼の市民の勢い(これは折に触れ良く感じることです)が身近に感じられるような気分でした。次の年末はこのイルミネーションを背景にして能を舞いたいな。
さて緑さんをご自宅まで送って、すでに陸前高田の宿の入浴時間は過ぎていたので、気仙沼の銭湯「亀の湯」に行こうと思ったのですが、残念ながら休業でした。代わって、こちらも日帰り温泉のサービスを何度か利用させて頂いているホテル観洋に行きました。フロントで聞けば日帰り入浴の時間は過ぎている、ということでしたが、ご親切にして頂いて、入浴させて頂くことができました。
ここで考えて、翌日。。大晦日の仮設での活動の終了後も、やはり宿では入浴できないので、このホテル観洋さんに相談してみることにしました。お風呂から上がって、再びフロントに行き、プロジェクトの活動についてお話しして翌日の入浴についてお願いしてみると、協力して頂ける旨大変心強いお言葉を頂きました。とはいえ翌日の活動は唐桑地区で、ホテル観洋さんがある気仙沼内湾地区は陸前高田の宿とは正反対の方角。。しかも活動の疲れもあるだろうから、メンバーは入浴はあきらめてすぐに宿に直行して眠りたい、と考えるかも。ですから、お願いしておいて甚だ失礼なのだけれども、そのような事情も説明申し上げて、翌日の活動終了の時点でメンバーの意向も聞いて、改めてホテルにご相談させて頂くことに致しました。
宿に帰るともう深夜近く。東京で用意しそこねた、装束の着付けに使う糸針を宿の部屋で作って就寝しました~。
そんなワケで、陸前高田市からは30分以上かかる道のりですけれども気仙沼内湾に行ってみることにしました。笛のTさんはお疲れで休みたい、とのことで一人で運転して気仙沼へ。連絡を取り合って、翌日の活動のお手伝いをしてくださる気仙沼市民の村上緑さんがご案内くださる、とのこと。あらうれしい。
緑さんをご自宅までお迎えに行き、オススメの場所、というので港のすぐそばの高台に建つ気仙沼プラザホテルのエントランスに行ってみました。ををっ、聞きしに勝る美しい眺め。
これは、港の岸壁に沿ってずうっとLEDランプを張り巡らせただけではなくて、目立ついくつかの建物もイルミネーションで飾り立てているようでした。付近の商店ビルなど自主的にこの時期に合わせて飾る方もあるのでしょう(実際、被災地区の中に派手な電飾をすることで有名になっている商店がありました)。
暗くてピンぼけでごめんなさい。これは教会。。というよりチャペルですね。気仙沼の被災地区から大川を渡ったすぐ川のほとりにある「ゲストハウスアーバン」という結婚式場の施設らしい。大川は震災のときに津波が遡上して氾濫、付近では相当な被害が出ましたから、この結婚式場も無傷ではないはずですが、このときは豪勢にイルミネーションで飾り立てられていました。チャペルはこの結婚式場とはちょっと離れている、気仙沼女子高やホテル望洋の付近の高台に建っていますが、輪郭だけを品良くLEDランプで浮かび上がらせていました。
イルミネーションの資金は募金によって支えられているそうですが、それにしても照明の総延長はどれくらいになるんだろう。飾り付けを考えても気の遠くなるような作業だったはずで、なんだか気仙沼の市民の勢い(これは折に触れ良く感じることです)が身近に感じられるような気分でした。次の年末はこのイルミネーションを背景にして能を舞いたいな。
さて緑さんをご自宅まで送って、すでに陸前高田の宿の入浴時間は過ぎていたので、気仙沼の銭湯「亀の湯」に行こうと思ったのですが、残念ながら休業でした。代わって、こちらも日帰り温泉のサービスを何度か利用させて頂いているホテル観洋に行きました。フロントで聞けば日帰り入浴の時間は過ぎている、ということでしたが、ご親切にして頂いて、入浴させて頂くことができました。
ここで考えて、翌日。。大晦日の仮設での活動の終了後も、やはり宿では入浴できないので、このホテル観洋さんに相談してみることにしました。お風呂から上がって、再びフロントに行き、プロジェクトの活動についてお話しして翌日の入浴についてお願いしてみると、協力して頂ける旨大変心強いお言葉を頂きました。とはいえ翌日の活動は唐桑地区で、ホテル観洋さんがある気仙沼内湾地区は陸前高田の宿とは正反対の方角。。しかも活動の疲れもあるだろうから、メンバーは入浴はあきらめてすぐに宿に直行して眠りたい、と考えるかも。ですから、お願いしておいて甚だ失礼なのだけれども、そのような事情も説明申し上げて、翌日の活動終了の時点でメンバーの意向も聞いて、改めてホテルにご相談させて頂くことに致しました。
宿に帰るともう深夜近く。東京で用意しそこねた、装束の着付けに使う糸針を宿の部屋で作って就寝しました~。