「早川式繰り出し鉛筆」後に「エバー・レディー・シャープ・ペンシル」と呼ばれる現在のシャープペンを最初に世に送り出したのが早川徳次と言う日本人でした。今より100年前の話です。元々はアメリカあたりで生まれた技術だったらしいのですが、商品化したのは日本だったんですね。
関東大震災で工場が被災し繰り出し式鉛筆の特許権は売却したものの工場を立て直して現在に至るのがシャープと言う企業です。
この話を初めて聴いたのは中学生の時で、ラジオ放送で耳にして「へぇ、シャープペンって日本が世に出したんだ!」と驚いたものです。
台湾企業の支援を受けるかどうかでもめているらしいけれど、今日は結論が出なかったみたいですね。
90年代、日本の家電メーカーが安い労働力を求めて海外移転していく中、松下とシャープは国内生産に重点を置いていたので、なるほど、松下幸之助や早川徳次の創業者精神って重要なんだな。と見ていました。結果、後発組として海外に生産拠点を置くようになりましたがその時はすでに家電産業の構造が変わっていました。
日本の雇用を守るために海外移転をためらった企業でもあるので、本来ならもっと早い段階で国がテコ入れしてやればよかったのですが、後に民主党政権が生まれるほど混迷した長期デフレの時代でしたから国にもそんな余裕はなかったのでしょう。結果として後に大きな血を流すことになってしまいました。
私の近くにも栃木の矢板のシャープの工場で働いていた人がいます。工場が閉鎖になり奥さんの実家を頼ってこちらに来て山仕事を手伝っていますが、過疎化が著しい土地なので子供二人と亭主を連れて戻ってきた奥さんを「ようやった!」と持ち上げて地区の婦人部役員やらせています。
企業年金や役員たちの保身のために決断をためらっているうちにどちらからも見放される気がしないでもありませんが、人は堀・人は石垣・人は城・情けは味方・仇は敵(by武田信玄)、日本人は方向さえしっかり示してやれば良くなる方向に個々が努力する民族です。故に指導者が無能でも乱れないのですが、「日本品質」に世界の目線が動いているような気もします。
今年は年明けから読書三昧の冬になりましたが、長編大作「魁!男塾」を全巻読破しました。
少年ジャンプ連載中もよく見ていたマンガですが、今読んでみてもハチャメチャで面白いマンガです。
最近の漫画はキャラクターが皆同じような顔していて個性がないのですが、このくらいデフォルメされているとわかりやすいし、何より今の時代なら描けないようなストーリーですね。サブカルチャーの地位が高まるのとは逆に、年々「表現の自由」が縛られているのかもしれない。
この時代の漫画に出てくる悪党連中はどうしょうもない悪党連中なんですが、目が悪人じゃないんですよ。逆に近年の漫画のキャラって目が冷たいのね。クールって思っているのだとしたら大間違いで、愚鈍を通り越した白痴の目ですね。
今日、日本各地を混乱させた爆破予告の犯人が捕まったけれど、マスクの上に出ている目つきって「正気じゃないなぁ」「心がないなぁ」って感じましたが、この手の目つきが漫画の時代を感じさせますね。爆破予告の騒ぎ起こしたってせいぜい3年以下の懲役でしょう。その程度の器でしかないけれど、爆破予告に飽きたから出頭したというこの犯人、一生治らないよ。また同じことをやらかす。薬殺処分が最適じゃなかろうか?
何だろうね、「価値観の多様化」とか言いながら努力しないものが言い訳にしているのかな?天才ほど努力しているもんなんだけど。
同じ社会のはみ出し者でも男塾の生徒たちは必死にしがみついている。こういう部分が格好悪く見えるような時代なのかな?
民主党の母体となったさきがけと言う政治団体がありました。鳩ポッポなんかがいたグループですね。
この団体ができる時に「魁!男塾」の「さきがけ」とダブル印象がありましたが、ふたを開けてみれば「新党ぬけがけ」でした。
その民主党も維新とくっつくだの党名変えるなどごたごたしているみたいだけど、どうせ次の選挙対策だけで選挙終わればまたあちこち動くだけなんだから保身政党ですね。労組票などあてにならないと思うけど。思い切り憲法改正でも選挙の目玉にすればガタガタになるでしょう。
思想信条ではなく目先の票で烏合離散が繰り返されるのですから娑婆なめてますね。
天下無双江田島平八伝が好きです。
ニーハオ国に経団連など企業進出し、結果爆買いにニーハオ国の人が日本で、今買いまくってる
質の悪い検品もしてない100
均雑貨がちらほら…
日本は貧乏を輸入してしまったのかな?
と、ふと思ってしまった今日この頃です。
私は力道山がラテンクォーターで刺された事件を憶えています。デストロイヤーは記憶がないけれど、アトミックと言う覆面レスラーと力道山が試合していたおぼえはあります。とよのぼりなんてレスラーもいたな。
90年代末のロシアはニーハオ観光客がずいぶん入り込んでいましたが、行く土産物屋がニーハオ資本、泊まるホテルのフロアがニーハオ資本、食事のレストランもニーハオ資本。結局ロシアは場所を貸しているだけでした。
爆買いだって経済効果はいかがなものか?それでも、ニーハオ集団が来る観光地の品格は落ちました。
昨日ダイソーに行ったら国内生産物には「日本製」を大きく目立つように書かれていました。
男塾連載の頃はまだニーハオ国が謎の太極拳の国でしたが、化けの皮が剥げるとひどいもんですね。