2年前、東京の西荻窪で野良棒菜とあづみ菜のスパゲティが忘れられない
美味しさだったが、茹で方も柔らかくしてくれていた。
こちらでは、人気店はどの店も硬くて食べられない。若い人に聞くと
これが普通だと言う。茹で方はマニュアル通りで、臨機応変はない。
店で食べるのを諦めて、20年ぶりにミートソースを作って食べることにした。
勿論、スパゲティは心行くまで軟らかく茹でたが、美味しかった。
若者に人気の店ばかりでなく、年寄りに人気の店もあってもいいのでは?
2年前、東京の西荻窪で野良棒菜とあづみ菜のスパゲティが忘れられない
美味しさだったが、茹で方も柔らかくしてくれていた。
こちらでは、人気店はどの店も硬くて食べられない。若い人に聞くと
これが普通だと言う。茹で方はマニュアル通りで、臨機応変はない。
店で食べるのを諦めて、20年ぶりにミートソースを作って食べることにした。
勿論、スパゲティは心行くまで軟らかく茹でたが、美味しかった。
若者に人気の店ばかりでなく、年寄りに人気の店もあってもいいのでは?
昨日みずみずしく美味しそうにみえた紅たい菜。
味も期待できないと思えた紅たい菜。
茹でて食べてみると、こちらのほうが、シャキッと甘く太陽の味がした。
こうなると、憎き鳥君に感謝せねばならなくなった。
最近は、ビニールハウスで育てられた野菜が多いので、太陽の味を知らない人
ばっかりになってしまうのかと思うと、寂しいね。
今朝、婿殿の実家から、恒例のいかなごのくぎにが届いた。
毎年、舅殿が知り合いから魚から調達し、絶妙な味に仕立てて
我が一族にまで届けてくれる。生き生きとした定年後生活の見本の人だ。
生き生きといえば紅たい菜。
ネットを被せたためか、菜花と混色したせいか、トマトの後作だったせいか、
とっても元気。舅殿を連想させるお姿。
それなのに、同じ紅たい菜でも、畝が変われば
葉は鳥に食べられて茎が剥き出しで、蕾もやせている。
でも、一生懸命さは伝わってくる。病気療養中の夫の姿とダブル。
人間も野菜も運が左右するらしい。
運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど、そうゆうことが時には、いえ
しよっ中ある見本です。
住んでいる団地の公園で、落ち葉を集めてきたものの、寒さも加わって
置いたままになっていた落ち葉。
畑に撒くと、風で飛散する率が高く、発酵させるため積んでおくと、
ナメクジの温床になるので、悩んだ末、今年は一手間かけて
畝間に撒いて、土をかけることにした。
『ほんなもん入れると、発酵したガスが作物を駄目にする』と
以前に忠告されたことがあったけれど、
5月ぐらいに植えれば、大丈夫かなーと思いながら、葉の上に土をかけた。
落ち葉さん、いい土作ってね。
今年も4種類の豌豆を1列ずつ蒔いた。去年、何の防寒もしていないのに
元気に育ったのは、自家採種のツタンカーメン豌豆。『丈夫なんだなー』と思ったので、
今年は一番風の当たらないと思われる場所に植え、他の豌豆ほど
ススキでの風除けをしなかった。
何と、他の豌豆は元気なのに、凍ってうんで萎れている。1列全部駄目になっている。
去年は、あんなに元気に育ってくれたのにどうして? 返事がない。
家庭菜園といえども、20年はやっているのに、奥深い作物たちの声を聞き取れない、
いつまで経っても駄目な私ねー。