『スイカ美味しかった』と弟から言われた。
私自身も、今までで一番美味しく出来たと感じていた。
美味しくなったのは、魚粉入りぼかし肥をを入れたからだと思う。
、米ぬかだけの時や、油粕だけの時は、甘かったが深みがない味になった。
皆からは美味しいと言われてはいたが。
今年の美味しさは、上品な深みのある甘さだ。
もう蔓が伸びてネットに張り付いたスイカさえ美味しい。
それと重さで落ちるかと思ったが、張り付いていてくれた。
無農薬でも簡単に作れるスイカだーい好き。
去年は、3本育てて実家等にお裾分けする量が、
物足りなかったので、こだま2本と大玉2本の4本育てたスイカ。
預かっているミツバチの箱に近い距離だったせいか、
一挙に受粉して、一挙に収穫時期がきて、てんやわんや。
10日間で大玉16個小玉30個も獲れた。
友達や知り合いに貰ってもらうため、
自転車で配って回ったり、畑に取りにきてもらったりで
疲れたが、甘くて美味しかったとのメールが相次いで
ちょっぴり嬉しい。
これもスイカ名人と言われていたらしい、お隣の畑のお婆ちゃん
（100歳）のお陰。
今年は近所の田が休耕なので、ミツバチも農薬にあたらず
元気だったのも良かったと思うけど、
お願い、少しずつ受粉してと言いたいが、贅沢でしょうか。
敷き藁は薄く、蔓が延びてくる先に油粕を埋める、
これだけで、無農薬スイカは上出来。
鳥につつかれるので、スイカの蔓にネットをべたがけした。
ところが、雌花が着果しなくなった。
ネットから外れた実が、小さい内に網袋を被せると、
大きくならず、萎えてしまう。
観察してわかったのだ。風でネットが剥がれて
しまっていた場所は沢山着果している。
異物を感知して、もがいていたに違いない。敏感なんだ。
私も鳥との戦いにもがいている。
去年までは、台所のゴミネットを被せておけば、
大きくなるまでは突かれなかったのに、今年は、小さいのを
ネットを外して突くようになった。鳥も進化した。
小鳥たちは何をさわぐの～、あまーい果実がほしいのですか～
なんて呑気な時代は終わったのだ。
隣の人が、赤くなりかけてきたトマトを鳥に齧られたと言って、
ネットをかけにきて注意してくれたのに、
我が家のトマトはまだ実が小さいので関係ないと聞き流した。
ところが、翌日ふとみると、スイカが齧られているではないか。
よーく見ると大きくなっていたらしいのが
齧られていた。その後も2個見つかった。
葉だけが茂って実が付いていなかったので、注意を怠った。
最近は小さいのが齧られるようになっていることを、
早く思い出すべきだった。
ぬかったとしか言いようが無い。残念無念。
夏野菜の植え付け計画は、相性を考えれば考えるほど、
頭が混乱してしまう。
ジャガイモとトウモロコシの場所は、なんとか確保した。
次ぎはスイカと思い、レタスの跡地に生ゴミ堆肥を撒いてから、
相性が悪いのではと思い調べると、やっぱり駄目だった。
スイカは、場所をとること、盗まれやすいことも考えなければ
ならないので難しい。
盗まれるといえば、ニンニクが危険と言われた。
道路から丸見えなので、防鳥ネットを張るように指摘された。
鳥ではなく人間のために、妨鳥ネットとはこれいかに。