３種類の芋苗を作って育てたが、
鳴門金時と、五郎島は本来の味がない。
やっぱりその地方の特産品はそこでつくったのが１番だ。
皆が、美味しいと言ってくれる芋がある。
かぼちゃ芋、昔からこの地方で、干し芋用として作られて
いたと、教えて貰った芋。
カナブンの幼虫に、表面をかじられるのが悩みだったが、
殆ど齧られていない畝があった。
かたちもスラリとして、味も同じだ。
何故、差がついたのか分らない。
分っているのは、空豆の後作だということのみ。
何でだろうなー。
畑友から種芋を貰ったのは、もう５年も前のこと。
長さが短いので掘りやすく、味は濃厚で粘りが強い。
寒さに弱く、葉が黄色く変色するまで待つと、芋が腐る。
早く掘ると、料理の時、空気に触れると黒くなり、えぐみが出る。
掘るタイミングに悩まされるが、味は魅力的。
栽培するのを止められない。今年も
葉が少し黄色くなったので、切って
芋を掘る
これは良い出来だったけれど、少し掘るのが遅かったのか、
大きい芋は、少しグニャリとしていた。
そいつをすると、雨が多かったせいか、長いも級の粘り。
味淡白。お天道様の思し召し次第で味も変わるのか？
また一つ学んだ。種芋を上げた皆、上手く作れたのかな？
去年はアブラムシに取り付かれて、物凄く出来が
悪かったので、お隣からの種豆がもらえなかった。
我が家の出来の悪い豆を播くしかない。
不思議なのは、買った種だと軟弱な苗になって、
上手く育たなかったので、ずーとお隣の自家採取の豆を使っていた。
こんな悪い豆はじめてだけど、これでやるしかないか。
空豆は手がかかるので、もう作らないと決心したはずなのに、
また育てようとしている。止めようか。迷う。
こんなにアブラムシに好かれる奴は、いやーだよ。
でもね、やっぱり播きたい。
隣に播く、麦の種を探すのは何故。やっぱりあほな私。
お隣から受け継いだ畑に、波板トタンが置いてあったので
それを利用して、山芋を栽培してみた。
トタンの長さが１メートルしかなかったので、
板からはみ出して、採る時に折れてしまったが、
まずまずのが収穫できた。
肥料は何もやっていなくて、土だけの栄養で育った。
よし、来年は、もう少し丁寧に芋を植え、土も今から作っておこう。
味は、淡白でこくに欠ける。自然に育てたほうが、
断然美味いが、掘るのに一苦労なので、来年は板で行こう。
キャベツが1個300百円もしていて、手が出ないが、
もうすぐ安くなるかなーと思えるのは、
道路を隔てた北隣の畑のキャベツの生長が早く、
9月初めに苗を植えたのに、もう収穫できるみたいだから。
成長促進剤でも入っているのだろうかと、不思議に思っていた。
農協の婦人部が、スーパーと契約栽培していて
一発肥料とかで、1度肥料をやるだけで、成長するらしい。
消毒の回数は、物凄く多いと、近所に家のある人が言っていた。
作り方を見ていると、買いたくなくなるが・・・・スーパーにあるのは
買ってしまうだろう。難しい問題だなー。