鳥につつかれるので、スイカの蔓にネットをべたがけした。
ところが、雌花が着果しなくなった。
ネットから外れた実が、小さい内に網袋を被せると、
大きくならず、萎えてしまう。
観察してわかったのだ。風でネットが剥がれて
しまっていた場所は沢山着果している。
異物を感知して、もがいていたに違いない。敏感なんだ。
私も鳥との戦いにもがいている。
去年までは、台所のゴミネットを被せておけば、
大きくなるまでは突かれなかったのに、今年は、小さいのを
ネットを外して突くようになった。鳥も進化した。
小鳥たちは何をさわぐの～、あまーい果実がほしいのですか～
なんて呑気な時代は終わったのだ。
昨日の雨で畑はベタベタで、作業はできないなーと思い
朝、のんびりと新聞を読んでいて、いや仕事がある、
なめくじがのんびりと地上に出てきているはずと、
急いで畑に。
乾燥を防ぐために根元を覆っている枯れ草の下、
落ち葉堆肥の周り、作物残渣の枝にいるわいるわ
朝から晩まで？４時間を費やした。
卵を産む秋までに、なんとか減らしておかないと
とんでもないことになる。
冬に雨ばかりで、ナメクジ捕りが出来ず、天国に
してしまった。疲れたー。
春に親ネギを切って移植して育てたネギの一部を移植した。
畑友から、6月に移植してさらに8月に移植したネギは、
それはそれは柔かく美味しいと聞かされていたが、植え替えの
場所が確保できなくて、一度も実行したことがなかった。
オクラの根を切る心配があるけれど、穴を掘った。
5センチ間隔で並べ、
ススキの葉を切って上に乗せ、抜いた草も乗せて土をかけた。
これは草だけで8月まで育ててみよう。
移植しなかったのと比較して、友の教えの効果を確認してみよっと。
今年は、ニンニク不作、じゃがいもは次々と腐ってゆき、
人参はゴリゴリでジュースには不向き、隠元は味が薄く、
豊作だった玉葱も味に深みがない。
まずまずなのは大根とズッキーニ、茄子、キュウリ。
天候不順のときに座して待つのみでは駄目だ。
どうすればよかったんだろうと自問自答の末、隠元にぼかし肥を
撒いてみた。いい味になっておくれ、頼みます。
ネギの栽培は簡単だった。
毎年手間入らずで元気に育ったのに、ここ2年は育ちが悪い。
秋に蒔いたのが途中で消えて無くなってしまったので、
春に蒔きなおしして、上手く育ってくれていると思っていたら、
次々と消えてゆく。
根きり虫の仕業だ。米糠をまいたのがいけなかったか。
周辺を掘って退治したら、被害が減ったので
夏には、なんとか移植できる量が確保できそう。
大好きな宇野農園さんのブログを読んで、不作の原因が飲み込めた？
ネギは少肥作物ですと書いてある。
そうだった。今までは草を漉き込んで育てていたのに、
牛糞や鶏糞を沢山入れて、大きく育てようなんて思ったのが
いけなかった。売るための野菜を作り始めてから狂ったんだ。
それぞれの野菜の特性を把握しないと、いいもの作れない。
多品種なので、覚えきれないよー。
