Joe884do Traveling Alone

旅好きオヤジのひとり旅フォトブログ

精工舎の古時計

2014年04月30日 | GOODS

この古い柱時計は、オヤジの岐阜の実家にあった柱時計

オヤジが物思いついた頃にはあったから少なくても昭和40年より以前の柱時計

文字盤にはSEIKOSHA(精工舎)名が入っている柱時計で、
今のSEIKO(セイコー)にあたる

もしかすると昭和初期頃の時計かも?しれないが、
昔、保母に祖父が買ってきた柱時計と話を聞いていた

でも、オヤジの産まれた時には祖父は他界しており、
この柱時計の事は詳しく聞けていない

成長して背が伸びてきた小学生の頃には、
ゼンマイを巻くのがオヤジの役目だったので愛着がある

ゼンマイ巻き穴の二箇所を巻くタイプ

一時間置きに柱時計特有の時刻を知らせる音が今では懐かしい

ボ~ン...ひとつ鳴れば1時、みっつ鳴れば3時、12時は途中でいくつ鳴ったか忘れてしまう(^^;;

実家を建て替えることになり、兄貴から廃棄すると聞き、
柱時計だけは残しておいてもらった

兄貴から随分昔に譲り受けて、自宅に保存してあった

今では振子は残っているが、ゼンマイ巻きを無くしてしまったので、
動くかどうかはわからない...(ー ー;)

また所々装飾が壊れてしまい、部品も無くなってしまった

オヤジの少年時代を共に刻んだこの古時計は、
オヤジにとっては大事な宝物だ

な~んて大袈裟かもしれない(^^;;

でも、この柱時計以外にオヤジの少年時代の品物は今では他に残っていない...

上から下までSHIMANO

2014年04月29日 | FISHING

そろそろ初夏の鮎釣り解禁に向けて準備に余念がない...人もいる

オヤジは、長年愛用してきたウェアを一新させた

鮎釣りのウェアを取り扱うメーカーは、DAIWA、SHIMANO、GAMAKATSU、SHIMOTSUKEなど

今まではいろいろなメーカーの物を着分けた

これからは同一メーカーの物を使用しようと思い、
各社のカタログやHPを見て検討した

DAIWAは、鮎マスターズのイメージが強くあまり好ましくない(ー ー;)

GAMAKATSUは、単純にジジィ臭い(ー ー;)

SHIMOTSUKEは、派手さはあるが田舎臭い(ー ー;)

それならSHIMANOしか無いと、HPから写真を切り取りシュミレーション

選んだのは上から、
キャプは汗かきなのでメッシュでなければならず、
選んだLIMITED PROのタイプ以外に良い物が無かった(ー ー;)
CA-012Lシルバーゴールド フリーサイズ

別にプロでもないからLIMITED PROじゃなくてもいいけど...仕方ない

サングラスのテンプルがあたらないサイドカッティング

シャツは、
着脱しやすいフルジップアップで、吸水速乾性・UVカット・ストレッチ素材
SH-051M ブラック XL

ベストは、
仕掛けの出し易さや軽さ、通気性を重視しショートタイプ
VE-023M ブラック 2XL

2WAYタイプで背中面がメッシュになる


ウェーダーは、
初期と後期などの冷え込みを考慮して3.5mm厚のクロロプレンゴムで
爪先は中割れで、脱ぎ履きしやすいフロントファスナータイプ
WA-073 ブラック LLB

これで上から下までSHIMANO製で、今までに使用しているロッドやタモ、引舟までもがSHIMANO製

こん~な感じ(^^;;
早く鮎釣りが解禁にならないかなぁ~

M16 RUSTY BOLT

2014年04月28日 | AGING

以前に故郷の友人にM16の太さのボルトを送り、
サビさせてもらったボルトが出来上がった

真っ新なM16のボルトを11本送った

高価で手間のかかるMETAL EFFECTSの薬剤は使用せず、
友人の会社で使用する硝酸に漬けてサビさせてもらった

一番上の写真の、
手前は先日栃木の革工場でもらった廃材のボルト
後に見えるのが友人にサビさせてもらったボルト

自然にサビたボルトと遜色ないサビ加減だ

このボルトを使い古材を並べた壁に、廃材でもらったドラム板をボルトで固定

両サイドにバッグを吊るしてみたが、なかなかカッコイイ

ポスターカラーなどでフェイクにサビさせた着色より、
本物のサビを発生させているからリアルな感じが出る

これで後は大工さんの施工と、残りわずかなオヤジの作業を残し、
いよいよ展示会場の出来上がりが近付いてきた

旧富岡製糸場

2014年04月27日 | OTHERS

この度、ユネスコから世界文化遺産に登録の見込みとなった

『富岡製糸場』

何年前になるだろうか?
群馬の伊香保温泉に行った帰りに、観光案内で知ったこの施設に見学に行った

写真は当時見学に行った時に撮影した

レンガ造りの建物で、明治五年の表記がしてあった

国内初の機械による絹糸の製糸工場として造られた

工場内は昔のままの機械がそのままの状態で保存されている

門には『旧富岡製糸場』としてあったが、
重要文化財としてはこの施設名で登録されている

世界文化遺産としては、『富岡製糸場』での登録になるらしい

訪れた当時に、世界文化遺産への登録申請の看板があった

今回、登録の見込みとされ喜ばしい

今朝のニュースでは、この世界文化遺産登録をしった見学者が、
GW中ともあってか?100mの行列が出来ているらしい(ー ー;)

昨年の富士山に続き、また新たな名所になった

ただ、心無い見学者に文化遺産が壊されたりしなきゃ良いが...

町興しには世界文化遺産は必要だろうが、
文化遺産の保存には影響が懸念される

らーめん たいざん

2014年04月26日 | RAUMEN

神奈川県海老名市 東名海老名SA上り らーめん たいざん えび塩らーめん ★★★☆☆

またまた厚木に用事があり、会社の軽自動車で厚木まで往復(ー ー;)

厚木で昼になり、トンボ帰りですぐに東名で東京へ戻らないきゃならなかった

しかし腹が減ってしまい、海老名SAで昼飯を食うことに

先週の東北道羽生PAでの失敗を繰り返さないために、
海老名SAではラーメンは食べずに海鮮丼でも食べるつもりだった

しかし、海鮮丼を食べさせるような店は無く、
あるのは中華、蕎麦、丼物、ラーメン店が二軒

仕方なく二軒あるラーメン店を比べて選んだ店

『らーめん たいざん』

どうやら静岡県富士市にある『らぁめん 大山』の支店だった

券売機の左上のメニューから『えび塩らーめん』をチョイス

まずはスープから、
一口飲んで...もう一口...ん!なかなか美味いやん
エビの風味がほのかに香り鼻に抜ける
塩加減も程良く、塩ラーメンのスープとしては澄んだスープ

麺は、
かなり細い極細麺なのだが、白いストレートな麺

低加水麺なのだろうこのような麺を美味いと感じた事がない

出来れば黄色い『かん水』を入れた中華麺や玉子麺で、
しかもちぢれ麺であってほしかった(ー ー;)
これも好みだけどね...

具は、
白髪葱、刻み葱、メンマ、水菜、蒸し豚二枚
塩ラーメンらしい具で、チャーシューではなく蒸し豚だった

総合して、
スープと具は塩ラーメンとしてはレベルは高いと思う
エビの風味もクドさは無くてスープとマッチしている
ただ、麺が美味くない(ー ー;)残念

オヤジの口には、この白いストレート麺が合わないようです

CRACKLE FOR LATEX PAINT

2014年04月25日 | AGING

展示会場に飾るイメージ写真のフレームがなかなかイメージに合わない(ー ー;)

どこのショップを見ても綺麗なフレームばかりで、
オヤジの探しているようなオールドな汚いフレームは売れないから扱わない(^^;;

それならと、今では得意となったエイジング技術で作る事にした

でも、高価なフレームでは勿体無いので100円ショップで買ったウッドのフレーム

これに下地にホワイトの水性塗料をまず塗る

乾いたら次に塗る塗料が『CRACKLE FOR LATEX PAINT』
クラックル・フォー・ラテックス・ペイント Maid in USA

この障子紙を貼る時に塗るノリみたいな塗料を上から塗る

クラックルを塗って乾いたら、次に表面に塗る色を薄く伸ばしながら塗ると、
なんということでしょう!
上から塗った茶色の表面がヒビ割れてきた

これがオールド感を出すクラッキング

古びたペイントがヒビ割れている感じが自由自在に出来ちゃう

でも6枚中4枚は成功したが、残りの2枚にヒビ割れなかった(ー ー;)

どうやら下地に塗ったグレーまでは良かったが、
仕上げに塗ったゴールドのペイントが粉末を水に解くタイプだった

これが良くなかったようで失敗
どうにかテクニックでアンティークに仕上げたけど...

とりあえず、クラッキングした4枚を展示会場に飾ってみた

なかなかオールド感あってシブいね!

Waste Material

2014年04月24日 | WORK

先日栃木の革加工会社に見学に行き、廃材を分けてもらえる話をした

仕事の合間をみて、会社のハイエースで再び栃木へ行った

朝9時に会社を出発して、東北道を走り栃木市に11時前に到着

事務所にお邪魔して担当者と再会

この廃材置場からハイエースの荷台に積めるだけの廃材をいただいた

いただいた廃材は、
工場で使われていた木製のドラムの一部

革をドラムの中でかき回す際の突起のある木片や、
ドラムの蓋にあたる枠や蓋らしき木片

所々に薬品が沁みわって艶が出ていたり、
自然に付着した汚れなどもあって、とても味がある

また、RODA OILの容器のサイズ大中小を計4個
これはイタリア製の薬品

また、ドラムに使用されていた太っいボルトを4本いただいた

会社に持ち帰り展示会場に仮置きしてみたが、
皮工場の雰囲気が出て、メチャメチャカッコ良くなった

展示会場設置準備もいよいよ架橋に入り、
残すところ、フローリングとボルトによる棚取り付けのみに

今日から大工さんに来てもらい、最終の工程に入る

いゃ~、完成が楽しみで仕方ない(^^)

赤霧島2014年春

2014年04月23日 | LIQUOR

ここ最近は、肝休日を設けるようになって、
家で酒を呑む量がめっきり減った

だから、以前に買った『赤霧島』の一升が減る量が遅い(^^;;

先日、スーパーに買物に行った際にお酒コーナーに立ち寄ったら、
『赤霧島 900ml 数量限定 特別価格』とあった

どうせ去年の秋の出荷の残りだろ?と思っていたら、
ありゃま!なんということでしょう!
2014年春の出荷分ではないか!

これは買わなきゃ損!と躊躇わず購入

カミさんにしてみれば、まだ昨年の一升があるのに~と言いたげ(ー ー;)

そんなの言わせておけば良い事で、ようは呑めばいいんだろう!的なオヤジ(^^;;

年2回販売される『赤霧島』は、3月と10月頃に限定販売される

幻の紫芋で新品種の『ムラサキマサリ』を使用され、
収穫量が限られた芋なので、焼酎も数量限定になる

ムラサキマサリに含まれるポリフェノールと、
焼酎麹がクエン酸に反応して、もろみが赤くなるから『赤霧島』とされるらしい

芋焼酎の独特か臭い香りが嫌いだったオヤジが、
口に含んだ時の甘さと気品ある香りに一発で好きになったほど

今では芋臭いなんて言わなくなった(^^;;

早く一升瓶の赤霧島を呑み干して、次の2014年春の赤霧島が呑みたい

こりゃ、肝休日なんてしてられないね!

鼻うがい ハナノア

2014年04月22日 | BODY CARE

4月9日に、『小鼻加齢臭』だと小鼻洗顔で一時的に臭いは消えた...

ほんの一時だけは確かに消えるが、完全に臭わなくはならない

小鼻加齢臭だと思われたが、カミさんからは加齢臭は臭わないと言われた

どうやら、原因は小鼻加齢臭ではないようだ

でも、確かに臭う...
それも、午後から夕方にかけて臭いはキツくなる(ー ー;)

待てよ、臭っているのは自分だけで、加齢臭ではないのでは?と思い、
ネットで検索してみたら...

あった!同じ症状の原因が見つかった

『臭鼻症(しゅうびしょう)』

鼻腔内の粘膜の萎縮と乾燥などにより、鼻が臭くなったり臭い鼻息が出る病気

この時期、雨が少なく空気が非常に乾燥していた

鼻の奥が乾燥しているように感じた時に特に異臭がしていた

これが加齢臭のような嫌な臭いの原因だった(ー ー;)

それならどうすればいいのか?と治療法を調べたら...

根本的な治療法は確立されていないが、鼻腔内を洗浄する『鼻うがい』が良いとされている

鼻うがい?(ー ー;)
鼻の中に液体を入れて、口から出すあれか?

プールなどで体験のある鼻がツン!と痛くなる嫌~なイメージがある

そこで、小林製薬の
『痛くない 鼻うがい ハナノア』
を試してみた

専用の容器に200cc入れて、鼻の穴に入れて液体を押し出す

鼻の奥に入り、喉側に落ちるのを口から吐き出す手順

最初は半信半疑だったが、本当に痛くない!(^^)v

会社から帰り、うがいをするように二度ほど試したが、
鼻の臭いも消えて効果があるように思える

まだ二度しか試していないので何ともいえないが、
これで嫌な臭いから解放されるのなら気分も爽快

しかし小林製薬の製品名は、わかりやすい製品名だが、
この『ハナノア』って何の意味があるのかな?

どうでもいいか!(^^;;

今期開幕第一戦目快勝!

2014年04月21日 | BASEBALL

今年も、オヤジの住む市の野球大会が始まった

本来は今期の開幕試合第一戦は先月の20日が試合日だった

だが20日は朝から雨天だったため、その日の試合は全て中止

それで昨日の試合が今期第一戦目の試合となり、
ようやく開幕試合を迎えられた

寒の戻りから朝から寒く感じ、空はどんよりと曇り空

午後3時試合開始予定が、前の試合が早く終わったため、
予定より30分早く始まった

ただ今日は寒くて、先日から左膝が痛むため欠場した(ー ー;)

午後2時半試合開始
相手側先発投手は左投げ

先攻で一回表から短打と長打の連打が上手く続き初回に3点を奪う

続く二回表も、安打と相手のミスも重なり、2点を追加

一、二回と相手投手を攻略して幸先良いスタート

二回裏には、四球で出した走者を守備の乱れから相手側に1点を献上

三回表から相手側投手が交代して、好打するも野手の正面に飛び安打にならず

その後も、当たりは良いものの得点には結びつかず、
味方投手も走者を出すも、相手の無謀な攻めに助けられた

結果、6回裏で時間切れで快勝!

前半は安打が続いて得点する事が出来たが、
相手投手が右投げに代わった途端に、当たりが野手の正面に飛んだ

本来なら、3、4回までに10点は取れた程の打線で、
5回でコールド勝ちする程の試合内容だった

YR 3 2 0 0 0 0 5
KP 0 1 0 0 0 0 1

次の試合日は、GW3日第3試合目
出来れば温かくなって次の試合は出場したい

Nikon RECHARGEABLE Li-ion BATTERY

2014年04月20日 | CAMERA

先日、愛用のNikonカメラを持参して撮影に出掛けたが、
かなりの数の写真を撮影したせいか?バッテリーの充電が切れるアクシデント

車に戻れば充電出来るが時間がかかる...

こんな時のために、前から予備バッテリーを買わなきゃと思っていた(^^;;

ようやく購入することが出来てもう心配ない

『Nikon RECHARGEABLE Li-ion BATTERY EN-EL9a』

カメラ本体のバッテリー型番は『EN-EL9』だった

店員に、
『EN-EL9』有るかと聞けば、

店員から、
『型番が変わったんですよね~EN-EL9aに変更になりました~』
とチャラく言いやがった(ー ー;)

『a』って何やねん!
『a』が付いてどう違うねん!
こっちは使えればええねん!
アホか!余計な説明すな!
ナメとんのかぁ!ボケ!

と思いながら、「なら、それくれや」と冷たくあしらってやった

少しカッ!となりそうになり、理性を失う寸前のところだった(^^;;

どうもヨドバシカメラとヤマダ電気の店員は高飛車で嫌いやわぁ...(ー ー;)
ちょっとした言葉にムカつくんだよな!

初めにカメラに搭載されていたバッテリーの色はブラックで、
今回予備で買ったバッテリーはグレー色

色が違うのは、交換時に同じ色だとどっちがどっちかわからなくなるのが防げるのは嬉しい

また、バッテリーは充電を繰り返すうちに、
充電機能が低下していくから、ある意味では消耗品だ

これで充電が無くなっても交換して撮影が続けられる

しかし、ネットのニコンダイレクトだと¥5.400もする
でも、ヨドバシカメラアキバでは¥3.650とお買い得!(^^)/

店員の態度は悪いけど、価格は良心的やな

でも、Amazonの方がもっと安かった(ー ー;)

中華そば 弁多津

2014年04月19日 | RAUMEN

埼玉県羽生市 東北道羽生PA 中華そば 弁多津 ネギ味噌チャーシュー ★☆☆☆☆

栃木へ車で仕事に行き、トンボ帰りした帰りに昼飯休憩で、
昨年末にリニューアルした東北道羽生PA上り内で昼飯

『中華そば 弁多津』

池波正太郎氏の鬼平犯科帳の江戸風景を再現した、
『鬼平江戸処』としてリニューアルオープン

施設内は、江戸風情のある雰囲気で、江戸グルメが味わえるらしい

この店は、日本橋の洋食屋の老舗『たいめいけん』監修のお店らしい

食券を買いカウンターでおばちゃんに渡して、
代わりに携帯ブザーを渡され10分程時間がかかると言われた

言われたとおりに、約10分程で携帯ブザーが鳴った

まずはスープ、
一口飲んでみて『味、薄っ!』と発したほどコクも無く味が薄い

麺は、
味噌ラーメンには珍しくかなりの細麺
茹で加減は悪くないが、ちぢれていない分、スープが絡まない

具は、
千切りネギ、刻みネギ、メンマ、刻みチャーシューとシンプル
トッピングで玉子を付けて、同行したデザイナーと半分ずつした

刻んだチャーシューの淵が、赤くなっていたのが気になる
あれは何の赤なのか?最後まで気になった

総合して、
あ~ぁ、やっちまったなぁ~と言う感じで、
洋食屋の老舗が、ラーメンなど監修してはいけません!
洋食屋は洋食屋らしく、オムライスなどを提供しましょう

また、フードコートで美味いラーメンなど提供出来るはずもないのに、
期待して注文したオヤジもオヤジだ(ー ー;)

今後一切、フードコートでラーメンは注文してはならん!家訓にしよう(^^;;

Tochigi Leather Factory

2014年04月18日 | WORK

前からの念願だった皮加工の工場タンナーへ見学にお邪魔した

日本国内では兵庫県姫路市にタンナーは集中しているが、
この栃木県栃木市にある『栃木レザー』の会社は、
唯一関東にあるタンナーのひとつ

自然界の植物性タンニンで染める技術を用いて製造する特徴を持つ

昼の一時にアポイントだったため、東武スカイツリー駅から特急スペーシアで向かう

1時間位で栃木市に到着し、駅から歩いて行ける距離にある

事務所にお邪魔して案内していだだく担当者にご挨拶

お話もそこそこに早速工場見学に出発

まずは原皮置場に案内してもらう

塩漬けされた原皮は、まだ牛の毛が付いたままで主に北米から輸入される

昨年辺りから、原皮の輸入量が激減しているらしい(ー ー;)中国に買占められているのが原因とか...

皮を鞣していく工程で、まずは大きなドラムに入れて水洗い

その後、原皮は一頭分の大きさがあり、作業しにくいために背中から割って分割される

石灰漬け→脱灰・酵解(皮を中和)→プレッシング(余分な脂などを除去)

次に、この工場特有のタンニン鞣しの工程に移る

何層ものピット(プール状の液体槽)がありこの工程で約20日漬け込まれる

タンニン樹液は、いくつものピット槽を循環して使用されていた

鞣しの工程が終わり、水絞りされ加脂を浸透させる

加脂され柔らかくなったところで、厚みを均一にするセッターと言う機械に通す

一度10日間ほど乾燥させるのだが、この工場では乾燥機などは使わず、
昔ながらの乾燥室で一枚一枚天井から吊るされていた

水分を含んだ革は相当重く、重労働だと聞いた

次に、革漉き(かわすき)の機械に通され革の柔らかさの調整や風合い調整するために再鞣する

オーダーに応じては、このドラムで染色もする

大きなタイコに染料を入れてドラムを回転させて染められる

その後、最終工程仕上げは新館に移されて作業される

まず、水分を飛ばすために再度セッターされる

次に革を均一に柔らかくするハンドセッター(手伸ばし)加工される

このハンドセッターの機械は、イタリア製らしい

1日~2日かけて水分を飛ばし、薄い革は4日、厚い革は一週間かけて乾燥させる

バイブレーションの機械に通して柔軟性を与える

注文に応じては塗装やアイロンで艶を出したりして仕上げ

最後に梱包されて出荷される

およそ2時間ほどで見学は終了したが、すべての工程を順に説明見学させていただき、
とてもわかりやすい見学だった

しかし、これほどまで手間と時間をかけて作られているとは知らなかった(ー ー;)

タンニン鞣しの革は使い込むほど味と風合いが増し、
自然の光沢が浮かびあがる綺麗さがあり奥深さがある

そんな革素材を用いて、オヤジの会社は製品に加工して販売している

最後に廃材置場で、いらなくなったドラムの木片や、
液体などを入れてあった容器を後日譲ってもらえる(^^;;

これで展示場の職人工房と、歴史あるタンナーのイメージが作れる(^^)v

Metal Rack Aging

2014年04月17日 | AGING

ここ数日は、今や趣味のひとつとなったエイジングに仕事でも目覚めてしまった(^^;;

以前から会社にある古い白塗りの什器を再利用するために、
デザイナーと二人で色を塗り替えて再利用することにした

白塗りの什器といっても、材木を組んで全面に紙製の壁紙を貼ったもの

これを、ただ色を塗るだけでは面白くないから、
メタルラックのような金属の棚のようにする試み

ホームセンターで買ってきた水性塗料のシルバーの半ツヤで、
まずは全体を粗塗りして、乾いた所で二度塗り

これだけで終わるオヤジ達ではない(^^;;

ここから先は使い古したようなエイジング加工を施す

プラモデルに使う水性アクリル塗料の茶色を用いて、
スポンジを荒く千切り叩くように部分的にサビさせた感じを所々に付着させる

見た目はサビた金属棚そのものになってきた

メタル感を出すために、ホームセンターで隅板の金具を別に購入

棚の継ぎ目の全ての角にネジで取り付けた

もちろん隅板やネジも水性アクリル塗料でエイジング加工

側面も汚れ感を出すために、水性アクリル塗料の黒と茶色で汚し、
上からシルバー塗料で加減を見ながら塗り直す

午後1時半から塗り始めて夕方5時半に完成

厚木辺りの米軍払下げのショップにでも売られていそうな出来映え

早々に展示会で使用する先日に職人さんから譲ってもらった工具を飾ってみた

いいじゃん!デザイナーと二人で暫し眺めながら余韻に浸る..

着々と進む展示会場は、残すところあとわすがになった

Old Light Aging

2014年04月16日 | AGING

先日の自宅でのSmoking Set Agingに続き、
会社の展示場に取り付けるライトをエイジング

ホームセンターで買ったブリキシェードのライト

シルバーのピカピカだったシェード部分だけ取り外してグレーに塗装

オールド感を出すために、部分的にサビ塗装を入れた

ここまでエイジングすると欲がでて、内側にも塗装
スス汚れを再現するまでに技術はアップ

ヨドバシカメラアキバに行き、ライティング ダクト用の、
シーリングボディを購入して設置した

天井から延びるコードは、スケルトンで配線が見えるため、
グレーのビニールテープを巻きつけた

また、シェードに古ぼけた感じをだすため、
シェードをハンマーで叩いて潰す念の入れよう

これで、オールド感ある職人工房が再現できる