Joe884do Traveling Alone

旅好きオヤジのひとり旅フォトブログ

侘び寂び 初夏の京都 その二

2020年06月19日 | TRAVEL
先一昨日から三連休で京都へ一人旅

初日は名古屋を昼に出発だったので、
結局は二ヶ所へ訪れただけに終わった

一昨日は、早朝から神社仏閣を数多く周ろうと、
朝から西へ北へ東へ南へと借りてきた軽自動車で周った

昨日投稿した内容は一昨日の午前中まで

瑠璃公院を終えて次に向かった先は、
右京区にある『瑞巌山 圓光寺』


臨済宗南禅寺派で徳川家康公が建立

山門を入り参道を進んで階段を上がる


一風変わった独特な枯山水の『奔龍庭』がある


本殿から見える庭『十牛之庭』が見える


他の参拝者に邪魔される事なく、
こころ行くまで庭を堪能できた


写真を撮影しながら庭の岩を見てわかった

中央に配置された横長の岩…

これ、よく見ると『牛』に見える


奥の庭を散策


緑深く洛北ならではの趣を演出する水琴窟


琳派彩環 四季草花図





どこも細部まで綺麗に整備された庭園だ


そろそろ昼飯でも食べるかと思ったが、
どこかでざる蕎麦でも食べるかくらいに思っていた…

次に向かったのは『永観堂 禅林寺』へ


浄土宗西山禅林寺派の総本山


まずは本堂内を参拝しながら見学


基本的に本堂内の仏像などは撮影禁止されていてる

国宝級の仏像なので文化遺産とし仕方ない

撮影禁止されていない孔雀の襖絵


大きくは、お釈迦様の釈迦堂とみかえり阿弥陀の阿弥陀堂、最上部には多宝塔となる


各お堂は廊下で繋がっていてお参りすることが出来る




多宝塔につながる臥龍廊


各お堂から綺麗な庭が見られる

参拝を終えて大きな庭を散策


新しいのか?古いのか?お地蔵さん


これは比較的新しい可愛い小さなお地蔵さんの集まり


庭にある滝には阿修羅像


大殿の御影堂


みかえり阿弥陀がまつられている本堂の阿弥陀堂


東山を背後に水と緑にめぐられた庭
もみじの永観堂と言われ秋には境内を染め上げる


放生池にいた鴨もどこかのどか


次に向かったのは、
お寺ではなく南禅寺の境内にある『水路閣』


琵琶湖疏水の支線の一部のレンガ造りの水路橋


明治時代に建築されて今でも水路として水は流れている


東山から流れているはずの水路が何故か東山の方は流れていく…


赤いレンガが明治時代の雰囲気があって、
ローマの水路橋を感じさせるってローマでは見た事は無い…


橋脚の下は写真スポットとして人気の場所


せっかく南禅寺まで来たので南禅寺の本堂も撮影


臨済宗の大本山で大きなお寺であり山門も大きい


ここで本来なら遅い昼飯にするところではあるが、
南禅寺の参道付近は『ゆどうふ』の看板ばかり…

このクソ暑いのに湯豆腐は無ぇ〜なぁ

それならば、先一昨日に行った伏見まで行ってから昼飯にするとした

次に向かった東福寺


東福寺の近くで昼飯と思ったが、
近くに気の利いた飯屋は無い…

仕方ない昼飯抜きで参拝…

臨済宗東福寺派大本山である

このお寺にも大きな山門がある


本堂も大きいお寺である


禅寺らしく禅堂も大きい


経蔵と殿鐘楼


本坊庭園


南庭にある枯山水の八相の庭


西庭にはサツキの市松模様の刈り込み


八相の庭のメインの北庭のウマスギゴケの市松模様

この旅行で一番見たかったのが北庭の市松模様の庭である


まだ苔が生えそろったいないのか?
やや緑が少ない市松模様だった


東庭には北斗七星を模した庭があるが、
時間帯悪く日陰になってしまった


境内から通天橋を見学出来るが、
通天橋を見るなら臥雲橋から見るのが良い


臥雲橋は屋根付きの橋


東福寺の参拝が終わったのが3時半

すっかり昼飯を食いそびれてしまった

ここまできたら昼飯など食っている時間が勿体なく、
最後に大好きな寺院の『三十三間堂』行くことにした


毎回京都へ来る度に立ち寄る大好きな寺院である

何が好きなのか…

本堂は撮影禁止なので写真はポスターから


けして同じ顔が無いとされる観音さま

この観音さま見たさに毎回立ち寄る

ここには寺院なのに神社のような朱塗りの回廊がある 

三十三間堂を最後に目一杯の閉館の5時

まだ陽は高いが名古屋へ帰る時間となり帰路に

約一日半の京都一人旅だった

それにしても腹減った…
コンビニで弁当買って車中で食べる羽目に…

今回の京都一人旅のテーマは、
『侘び寂びの庭園撮影』

各寺院の侘び寂びの庭を撮影するのがテーマでした

出来れば今度派秋の紅葉の季節に来てみたい

初夏の京都を満喫出来た一人旅だった





侘び寂び 初夏の京都 その一

2020年06月18日 | TRAVEL
一昨日の午後から初夏の京都へ一人旅している

急遽、午後から出掛けていては行ける所も限られて、
一昨日は早々にホテルにチェックインした

昨日は目一杯に神社仏閣を周る事にして、
夜遅くに名古屋に帰ってきた

車の返却や家事などでブログ更新が今日になってしまった…

昨日の朝は6時半に自然に起床…

朝食もそこそこに7時半にチェックアウト

まずは上京区にある北野天満宮へ向かった


参道を散歩する人と楼門まで一緒に歩いていく

北野天満宮の主祭神は菅原道真公で、
全国の天満宮の総本社でもある


楼門をくぐって左手に見えてくるのが絵馬所


歴史を感じさせる大きな絵馬が飾られている



三光門をくぐると本殿が見えてくる


東照宮を連想させられる装飾の色使いが特徴がある



学問の神様でもあるので本来なら修学旅行の学生も多く参拝に来る神社


三光門に飾られている歴史を感じさせられる菊花紋章


神社はお寺とは違う装飾品や建造物に目がいく




この神社にも『さざれ石』が見られた


次に行ったのが右京区にある
世界文化遺産の『龍安寺』


室町幕府の細川勝元が1450年に創建した禅寺

緑の境内の森を抜けていくと本堂へと続く

このお寺の見所は、
やはり枯山水の『石庭』である




桜の時期には正面の枝垂れ桜が綺麗咲くらしい

本堂には他に観光客のカメラマン一人…


オヤジと同じように人気を避けて撮影に来ていた

裏庭には銭形の『つくばい』がある


本堂の玄関を入ると屏風の書が目に入る


参拝者は境内の鏡容池周りを散策しながらの順路


自然の森と池の中に溶け込んだお寺

所々に庭師が作業しており隅々まで手入れされていた


このお寺も秋の紅葉の時期には綺麗に赤く染まるのだろう…


次に行ったのが、
昨年に京都旅行した時に立ち寄った北区紫野の『大徳寺』

この広い大徳寺の境内にある『高桐院』を見ていなかった

一度見てみたいと前から思っていて、
ようやくその願いが叶う…


綺麗に整備された通路を入って行くと左手に門がある…


願いが叶ったと思ったら…

コロナ禍でしばらくの間は参拝を休止していた…

残念…

また見る事は叶わなかった

門から見える範囲で撮影だけしてみた…


竹林に挟まれた真っ直ぐな石畳の参道

秋には紅葉と苔のグラデーションが見事だとか…


この梅雨時期なら雨に濡れた参道が綺麗だったかも…

仕方なく次に行ったのは、
大原へ行く途中にある『瑠璃公院』へ

叡山鉄道八瀬比叡山口から高野川を渡って歩いて5分の場所にある

ここは人気らしく、山門前に行列が出来ていた…

コロナ禍の感染予防からか?入場規制していた

門をくぐり拝観料を…
二千円…

スゲェっ、拝観料が二千円

6月1日から7月31日まで特別拝観なっているので人気のようだ


暗い石段の参道を登っていくと書院の玄関先へ


入館してまず書院二階から見える主庭の『
瑠璃の庭』


写経する机にも鮮やかな緑が映りこむ


一階に下りると苔の絨毯で覆われた瑠璃の庭が見られる


しばらくこの光景を見入ってしまったほど…

紅葉の時期はもっと素晴らしい光景が見られるらしい

書院の中から見られる障子越しの庭


浄土真宗のお寺で本尊は阿弥陀如来


こころ和む、からだ憩う、いのち癒す

なるほど…

臥龍の庭

午後からの参拝先は、その二で投稿します






梅雨の合間の晴れ間に初夏の京へ

2020年06月16日 | TRAVEL
今日から三連休が取れた

三連休と言っても今日は持病の検診で病院へ行く予約だった

朝はいつもと同じ時間に起きて病院へ

検査を済ませて予約時間に診察

昼前に薬の処方も終えて一時帰宅

そこからカミさんの実家へ行って、
車を借りて一路『京都』に向かった

そうだ!京都へ行こう!

どこへ行こうかといろいろ迷った…

それも都道府県を跨ぐ行動は18日まで自粛の要請が出ていたからだ…

19日からは自粛規制も緩和されるとの報道だったが、
人が少ないこの時期だからこそ写真撮影には絶好のチャンス

前からまだ行けていない京都の寺院の撮影に行きたいと思っていた

今しか無い!行くっきゃない!

やや強行過ぎか?と思ったが
昼すぎに名古屋を出発

順調に行けば2時間で京都に着ける距離

予定通りの午後3時半に伏見稲荷大社に到着

朱塗りの楼門や神殿が鮮やかだ

そう、お稲荷さんの総本宮である

本殿は撮影禁止だったのでまずは参道からの正面門の楼門をくぐる

本殿に参拝して健康を祈願

本殿裏の千本鳥居を見に行こうとしたら突然の雷雨

仕方なくしばらく雨宿りさせてもらった

なんだか神様からの洗礼で清められた感じの雷雨だった(^^;;

小降りになったので千本鳥居を散策しに行った

やや大きな鳥居をくぐりながら奥へ歩いていくと…

二股に分かれた鳥居に辿り着く

右側通行とあるので右側を進む

千本以上はあるのでは?
朱塗りの鳥居が続く

そのまま進むと奥社奉拝所に出られる

奥社参拝所から先へ進んで行くと稲荷山まで行ける

オヤジにはそんな元気は無いので途中から引き返してきた






参道のど真ん中でくつろぐ猫

のどかな場所だ…

突然の雷雨で時間が掛かってしまい、
他に行く予定だったお寺は閉ってしまった…

それなら、嵐山まで行ってみようと行ってみた

久しぶりに嵐山の渡月橋まで来た

渡月橋近くにある竹の小径に行ってみた

本来なら小径を歩きながら竹林を見られるはずだったが、
小径も門が閉められてしまっていたが雰囲気は味わえた

古都らしい風景と言えるが、
山育ちのオヤジにはただの竹藪だ…

竹藪…いや竹の小径を奥に進むと、

小さな野間神社がある

この境内にある苔のじゅうたん

苔を敷き詰めたかのような小さなお庭

夕陽が西の山に沈みかけたので
今日の泊まるホテルへ向かった

二条城のある近くのホテルで、
こんな京都の中心部のホテルだが爆安である

なんと、シングルルーム使用で2750円

へっ?である…

ここまで安くしないと客は来ないのか?

近くのラーメン屋でビール飲んで、
餃子とラーメンで夕飯

帰りに立ち寄った二条城のライトアップ

小学生の時に見た二条城に行ってみたいが、
一般の見学が出来るのは19日からなのどとか…

明日は朝からあちこちのお寺へ行く予定である