先日、会社横のマンションのゴミ捨て場に、
ゴルフクラブが3本捨ててあった
以前に北欧デンマークのFritz HansenのNap Chairが捨ててあった場所だ
ちょうど掃除に来ていたそのマンションの管理人さんにその事を言うと、
「あぁ、あれなら持っていって良いよ」と許可をもらえた
ただ、まだゴルフクラブを見てもいないので持って行くかどうかはわからないけど…(ー ー;)
どんなクラブなのか見てみると…
3本のゴルフクラブで一本は無名なアイアン…
これは使えそうにない
もう一本は、見た事も無いようなパター…
パターはフィーリングが重要なのでオヤジのタイプでは無い
もう一本はすぐにVOKEY WEDGEだとすぐにわかった
VOKEY WEDGEなら使える!
管理人さんにこれ一本いただいていきま〜す!とご挨拶して持ち帰り
よく見てみると…
VOKEY WEDGE 60・Vである
2002年頃に発売されたVokey Limited Editionで、
VOKEY WEDGEの限定スペシャルバージョンだった
『Vokey Limited Edition 60V V-Design Sole』
ロフト60度・バウンス18度・V型 スプリットソールデザイン
ロフト60度のロブウェッジである
V型スプリットソールとは、ソール部分がカットされていて、
ボールの底にソールが入る時にダフりを軽減してくれる
しかし…
かなり使い込んでいてフェースのメッキはハゲしまっており、
リーディングエッジは石を打ってしまったのか?凸凹デコボコ…(ー ー;)
さらに、シャフトのホーゼル部分はやや浮いてきていた…
でもベッドが抜けているようではない
また、グリップは何故かHONMAのグリップで、
グリップ力が無くなったツルツルなグリップ
シャフトはまったく問題なさそう
ヘッドはかなり傷んでいるが、
これなら再生出来そうなので持ち帰ることに
まず、近くのゴルフショップに行ってグリップを交換してもらう事に
グリップ交換くらいなら自分で交換しても良いのだが、
千葉の自宅には交換に必要な工具は揃っているが、
名古屋に引っ越してからは工具類がまったく無い
ちょうどメーカー処分品の中にTitleistのグリップを一本だけ発見
Titlest VOKEY DESIGNなので再生させるにはちょうど良いグリップが見つかった
グリップ交換してもらったついでにホーゼル部分の浮きも締めてもらった
ちなみにメッキ補修するとどんなものなのか?と店員さんに相談してみた
サビを除去してメッキ再生させられるとの事だが、
凹凸デコボコなどの傷は再生出来ないらしい
それならば、デコボコの傷補修はあきらめて、
ヘッドは自分で磨いてみる事にした
ゴルフショップからそのまま東急ハンズまで歩いて行って、
店員さんにお勧めの金属磨き剤を聞いてみたら…
このタイプが使いやすいと教えてくれた
『アサヒペン 金属みがき ピカピCAN』
缶の中に金属みがき液が染み込ませた綿が入っていて、
この綿で金属部分を磨いていく
早速、自宅に帰って磨いてみる事に
自分的にはこの磨きの作業は嫌いではない
どちらかと言えば好きな方である(^^;
磨き始めて1時間位磨いてみたのがこれ↓
最初に比べればかなり綺麗になった
フェース面は…
ソール部分は…
リーディングエッジとソール部分の凸凹はなんとも出来ないかったが、
フェースはかなり綺麗になって再生させられた
電動工具のグラインダーでもあれば削ったりして凸凹も解消できるのだが…
使用感はまだ試打していないのでなんとも言えないが、
ソールがスプリットソールデザインなのでソールの抜けが良さそうだ
近々に練習場でも行って試打してみる事にしよう
しかし、なんで簡単にこんなゴルフクラブを捨ててしまうのか?
ゴルフクラブに愛着が無いのかなぁ?
こうやって手を掛けてやればまだまだ使えるのに…
新しいクラブだからゴルフも上手くなるのではないと思う
全ては自分の腕であり技術である
だからオヤジはゴルフは下手だから古いクラブで十分である(^^;;
でも、どんな道具でも人一倍に大事に手入れして使う