あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の観光~宜野湾市トロピカルビーチ~那覇から車で30分 西海岸に匹敵するビーチ

2013年08月28日 22時47分09秒 | Weblog





那覇から車で30分程のところにある宜野湾市「トロピカルビーチ」。
ビーチだけでなく、海や空を満喫できる絶景が、那覇市から30分以内の場所にある。
ビーチは夏休みにも関わらず、人出は少ない。
海浜にあつらえてあるビーチパーティや食事・休憩の屋根付きのところは、さすがに満員状態だった。



 この堤防の左側がヨットハーバー、右は東シナ海。
遠方の煙突は沖縄電力である。
那覇空港に着陸する航空機は、その日の風向きにもよるが、夏はほぼ本島の西側のルートをとるので機内の客席左側から着陸寸前に見ることができる。
冬はこの逆で那覇を飛び立つ時に右側になる。
本土への旅行の際はは、時節に応じてだが、夏の帰り便は左の窓側の席、冬は往きの右側の窓側の席をとることにしている。



 突堤から見たヨットハーバー。
撮影人の腕なのか、カメラの性能が悪いのか、ヨットハーバーは間近だがヨットハーバーの雰囲気が感じられない。





 トロピカルビーチまで来たらこの突堤を散策していただきたい。
間近に、熱帯魚や運がよければ海面を黒く塗り替えるほどの小魚の群を見ることができる。
この日は潮の所為か色鮮やかな熱帯魚もみつけられなかった。
ただし、風の強い日は充分に注意が必要だ。



 突然、小鳥が足元に2m位の所に舞い降りてきた。
毎日「鳥撮り物語」「agohige,hiro」の鳥ブログを観ているのだが、この鳥の名前はわからない。
黒い目でじっとみている。
カメラを向けて少々動いても逃げようとはしない。
しばらくして、足に釣り針のようなのがみえた。
1メートルほどに近づくと右足に体重がかからないようにひょこひょこと逃げていく。
こちらが立ち止まるとまた立ち止まって黒い目で見上げる。
なんとか右足に絡みついたものを外してやろうと捕まえにかかるが手の届くところまでには近づけない。
10分ほど試みたが、とうとう下の消波ブロックまで降りてしまった。
こうしていても、あの痛々しげな姿と縋るような黒い目がちらついてしまう。
この辺りではよく釣をする人たちをよくみかけるが、彼等にこの姿を見せ付けてやりたい。

 数年前まではこの辺りは私の早朝の散歩コースだった。
自宅から10分ほどの場所なので、暗い内から車で来て、1時間ばかりを散策した。
7時ごろになると体格の良い50前後の男性が、大きなゴミ袋もって挟んでは空き缶や弁当の空などを集めてゴミ集めをしていた。






トロピカルビーチ・宜野湾市






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沖縄の観光~南部・夏の奥武島(オウジマ)と干しイカ~沖縄・地方漁村の風景

2013年08月20日 21時30分14秒 | Weblog
奥武島漁港で魚網の手入れをする漁師だろうか。
炎天下で一心不乱に網を洗う姿が抜けるような空の青さと雲の白さが印象的だった。

 奥武島(オウジマ)は本島南部海岸にある小さな島である。
奥武島の干しイカを買いに行こうというN氏に付き合って、正午過ぎに奥武島に向かった。
那覇から小一時間ほどの南城市玉城(タマグスク)にある周囲約6kmの島だ。
近郊には平和祈念公園、玉泉洞、琉球ゴルフ倶楽部、ザ・サザンリンクスゴルフクラブや絶景のニライ・カナイ橋等がある。
昼食も出来るので観光の途中でも立ち寄ってみたい。



 奥武島に架かる橋の袂の海浜で遊ぶ子ら。
国道331号線から標識に従って入ると2,3分で奥武島に着く。
橋を渡ると奥武島の漁港や海産物の商店や食堂、漁港がある。
近くに来たときなど、必ずてんぷらを買う。この日は平日なのに天ぷら屋では10人近い列が出来ていた。



海に向かう突堤の若者たち。奥武島の景色に溶け込んでいた。






 N氏はこのイカを求めて来たのである。
意外と数が少ないのに驚いて首を傾げつつ一軒の魚屋に入った。
しばらくすると小さな袋を提げて元気なく出て来た。
「9月に入らないといいイカは獲れない」と云われ意気消沈していた。
手にぶら下げているビニール袋には小振りのイカが入っている。
余程、好きらしく来月には又来るという。


奥武島のハーリーに使われるサバニ。

ハーリーは旧暦5月4日に開催される。
糸満ハーレーをはじめ南部各地でも行なわれている。
奥武島では奥武島ハーリーが催された。


 帰路は漁村の真ん中の道路を抜けて島の裏海岸に出る。
南部の海は美しい。
先の大戦末期、この東シナ海の海が軍艦で真っ黒になったという地元の人が話してくれたことを想い出して、美しくあればあるほど哀しくも切なく気持ちも沈んでしまう。

 この一週間、通り雨の日が続き心もち秋らしくなり、朝夕は、幾分過ごしやすくなった。
昨日19日から旧盆の入り・ウンケーである。明日21日は旧盆の送りの日・ウークイだ。
沖縄にいる限り、できるだけ沖縄の風習に沿った盆をしている。

夏の奥武島・南城市玉城(タマグスク)



奥武島



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沖縄の観光~沖縄の車社会を地方性からだけでみてはいけない~普遍であるべき交通道徳・交通法規

2013年08月08日 16時16分13秒 | Weblog

 「えっ?えっ?・・・・・あれ見て!見てよ!」
車から降りるなり指差して、ケラケラ大笑いしている。
「どうしたの?・・・どれ?・・・どこよ?」
指差す方向には普通の軽自動車が停まっているだけ。
「どうしたの?軽自動車がおかしいの?」とまだ合点がいかない。
「よく見てよ!どのようにして車庫入れしたの?」
よ~く見る。
思わず吹き出した。
「こんな狭い処にどのようにして入れたんだ?」
数ヶ月前の那覇市での写真。


 平成19年5月23日のブログに投稿があった。
そのコメントは「残り3割」さんからいただいたもので、沖縄の車社会の現状を実に明快にそして丁寧に分析し、改善すべき点を具体的に示唆いただいている。
ひとつのコメント記事にしておくのは勿体ないので私のブログに掲載させていただいた。
投稿者の「残り3割」さんの見当もつかず、了解を得る手段がないのでお許し願いたい

 
【「残り3割」さんのコメント記事】
まったくおっしゃる通りです。私は沖縄県民で運転歴27年ですが沖縄では車の運転は本当に注意して下さい。

交通ルールと言う立派なきまりがあるのに、理解して守っている方は正直まれです。
私の感覚では
※女性ドライバーの8割が上手ではない。
・ノロノロ運転、自己中、ウインカーが遅い・出さない、キープライト、ショートカット、右折判断力欠如、携帯・スマホながら運転、車線飛び出し

※男性ドライバーも7割は下手。
・町道などの細い道でもスピードを出し過ぎる(出してはいけないスピード)
・交通ルールを自分の都合のいいように解釈する。
・タクシー運転手の悪い所を真似している。
・自己中、ウインカーが遅い
・この人達は運転が上手いと勘違いしている
・交差点内で止まりそうなのに平気で進入する(パトカーにもいた)
・停止線の前で止まれない

私なりにどうしてそうなるのか考えてみた(以下は個人的な見解です)
◇女性ドライバー
一般的に男性より座高が低いので目線が低く視野が狭い。
二輪に興味がないので二輪が眼中にない(二輪の気持ちがわからない)
譲ってくれる・止まってくれるだろうと思い込みが激しい。
運転したくないが仕方なく運転している。
早く右折したいのでハンドルを切って待っている。

◆男性ドライバーは、、、
女性やタクシードライバーの後ろは危ないのでそれらの前に出たいと急ぐ(追い越す)
女性やタクシードライバーの後ろは危ないので割り込まれないよう車間を詰める 

ウインカーを早めに出す、ルールを守る、知らなければ聞く、注意されたら聞くの当たり前の事をするだけでかなり事故は減らせると思います。



 沖縄観光ではレンタカーの利用が高い。
非常に貴重な指摘であり、この機会に、わが運天も振り返ってみたい。

 地方には地方の習慣がある。
少ない記憶の中から、思い出す地方の運天癖を2,3あげてみよう。
「K市」
  割り込みが凄ましい。
 車線変更する際に、ウインカーを3度ほど点滅させると一気に割り込んでくる。
 自分の車の数台前でも、アクセルから脚を外しておかねばならない。
 どこでもよく見かけるが、割り込んでブレーキを踏んだり、減速するようなことはなかった。
「F市」
  渋滞があると、信号待ちする直前で車線分離帯を跨いで減速し、停まる。
 信号が変り発進してから、ぬるっと流れのいいレーンに入り込んで行く。
 勿論、方向指示などは出さない。
{M市」
  左折車よりも右折車が優先。
 2車線の道路が交差する交差点。
 信号が青に変ると、先ず、左折する車が1,2台行く。
 すぐに前方を塞ぐように、右折車(対向車)が強引に右折してくる。
 その後続車も停めようとしない。
 毎朝のことだった。
 ある時、あまりに腹が立ったので左折する私は、右折車の前に強引に割り込んだ。
 すると、数十メートル先で私を追い越して急停車した。
 私はその車の後ろに車を停め、ドアを開けて降りて行った。
 途端に、急発進して逃げていってしまった。
 人柄が良く、やさしい県民性だと自負する地方である。

  数十年前のものもあり、現在では変っているかもしれないが「地方によって違う」ということを認識しておかねばならない。/






駐車場に停めるのにバック駐車しない。
「なぜ?」と訊くと
「車の通りが多くて、バックで入れるのが難しいから」という。
車の通りが多いところにバックで出る方が難しいと思うんだが。