あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の観光~沖縄の車社会を地方性からだけでみてはいけない~普遍であるべき交通道徳・交通法規

2013年08月08日 16時16分13秒 | Weblog

 「えっ?えっ?・・・・・あれ見て!見てよ!」
車から降りるなり指差して、ケラケラ大笑いしている。
「どうしたの?・・・どれ?・・・どこよ?」
指差す方向には普通の軽自動車が停まっているだけ。
「どうしたの?軽自動車がおかしいの?」とまだ合点がいかない。
「よく見てよ!どのようにして車庫入れしたの?」
よ~く見る。
思わず吹き出した。
「こんな狭い処にどのようにして入れたんだ?」
数ヶ月前の那覇市での写真。


 平成19年5月23日のブログに投稿があった。
そのコメントは「残り3割」さんからいただいたもので、沖縄の車社会の現状を実に明快にそして丁寧に分析し、改善すべき点を具体的に示唆いただいている。
ひとつのコメント記事にしておくのは勿体ないので私のブログに掲載させていただいた。
投稿者の「残り3割」さんの見当もつかず、了解を得る手段がないのでお許し願いたい

 
【「残り3割」さんのコメント記事】
まったくおっしゃる通りです。私は沖縄県民で運転歴27年ですが沖縄では車の運転は本当に注意して下さい。

交通ルールと言う立派なきまりがあるのに、理解して守っている方は正直まれです。
私の感覚では
※女性ドライバーの8割が上手ではない。
・ノロノロ運転、自己中、ウインカーが遅い・出さない、キープライト、ショートカット、右折判断力欠如、携帯・スマホながら運転、車線飛び出し

※男性ドライバーも7割は下手。
・町道などの細い道でもスピードを出し過ぎる(出してはいけないスピード)
・交通ルールを自分の都合のいいように解釈する。
・タクシー運転手の悪い所を真似している。
・自己中、ウインカーが遅い
・この人達は運転が上手いと勘違いしている
・交差点内で止まりそうなのに平気で進入する(パトカーにもいた)
・停止線の前で止まれない

私なりにどうしてそうなるのか考えてみた(以下は個人的な見解です)
◇女性ドライバー
一般的に男性より座高が低いので目線が低く視野が狭い。
二輪に興味がないので二輪が眼中にない(二輪の気持ちがわからない)
譲ってくれる・止まってくれるだろうと思い込みが激しい。
運転したくないが仕方なく運転している。
早く右折したいのでハンドルを切って待っている。

◆男性ドライバーは、、、
女性やタクシードライバーの後ろは危ないのでそれらの前に出たいと急ぐ(追い越す)
女性やタクシードライバーの後ろは危ないので割り込まれないよう車間を詰める 

ウインカーを早めに出す、ルールを守る、知らなければ聞く、注意されたら聞くの当たり前の事をするだけでかなり事故は減らせると思います。



 沖縄観光ではレンタカーの利用が高い。
非常に貴重な指摘であり、この機会に、わが運天も振り返ってみたい。

 地方には地方の習慣がある。
少ない記憶の中から、思い出す地方の運天癖を2,3あげてみよう。
「K市」
  割り込みが凄ましい。
 車線変更する際に、ウインカーを3度ほど点滅させると一気に割り込んでくる。
 自分の車の数台前でも、アクセルから脚を外しておかねばならない。
 どこでもよく見かけるが、割り込んでブレーキを踏んだり、減速するようなことはなかった。
「F市」
  渋滞があると、信号待ちする直前で車線分離帯を跨いで減速し、停まる。
 信号が変り発進してから、ぬるっと流れのいいレーンに入り込んで行く。
 勿論、方向指示などは出さない。
{M市」
  左折車よりも右折車が優先。
 2車線の道路が交差する交差点。
 信号が青に変ると、先ず、左折する車が1,2台行く。
 すぐに前方を塞ぐように、右折車(対向車)が強引に右折してくる。
 その後続車も停めようとしない。
 毎朝のことだった。
 ある時、あまりに腹が立ったので左折する私は、右折車の前に強引に割り込んだ。
 すると、数十メートル先で私を追い越して急停車した。
 私はその車の後ろに車を停め、ドアを開けて降りて行った。
 途端に、急発進して逃げていってしまった。
 人柄が良く、やさしい県民性だと自負する地方である。

  数十年前のものもあり、現在では変っているかもしれないが「地方によって違う」ということを認識しておかねばならない。/






駐車場に停めるのにバック駐車しない。
「なぜ?」と訊くと
「車の通りが多くて、バックで入れるのが難しいから」という。
車の通りが多いところにバックで出る方が難しいと思うんだが。