奥武島の橋の袂にある砂浜は、恰好の若者たちのビーチである。
ビーチで砂まみれになっている二人は友達同士であろうか。
灼熱の太陽をものともしない二人の姿に得もいわれぬ感動を覚え、カメラに収めた。
右手の岸壁の向うは漁港の一部になっていて、小船が数艘、砂浜に引き上げられていた。
上のふたりの姿は、この砂浜の手前である。
国道331号線から奥武島に向かっての道路から奥武島方面を望む。
一枚一枚丁寧にトビイカを日干しにする老婦人。
「イカはまだ小さいようですね」
「まだ早い、半分くらいだ。9月に入らんと大きくならん。買うならこの中から選んであげますよ」
沖縄方言丸出しだったが文章化できない。
4,5匹1000円、大きいのを選んでビニール袋に入れてくれた。
N氏のアイスボックスに入れ、夕刻、ダンディーを自他共に許すあいつに送った。
「送料の方が高いなあ」
と車中で笑った。
ここでしか買えない特産品だということであるから「初物」を届けるつもりだ。
鮮魚店といっても、小さなお店である。漁港にはこうした店が数軒並んでいる。
海から上がった若者たちが、熱々の沖縄そばを啜っていた。
帰路、隣接する港川に立ち寄った。
海から湧き上がるような積乱雲が、やがて大きく空に広がり、真っ黒な雲となって空を覆い、大粒の雨を降らせる。
本土で言うところの夕立だ。わたしはスコールだという。
しかし、沖縄の人は「カタブイ」だと譲らない。
多分、「片降り」の変形だと勝手に解釈している。
雨は30分もすると上がる。
<余談>沖縄には「R」の発音が現存する。例えば、「首里」は「しゅり」だが、「しゅい」「すい」と発音する。
奥武島
昨日午後、一雨来て涼しくなったので外に出てみたら虹が架かっていた。
久し振りなのでバカチョンデジカメで撮ってみたら何とか撮れた。
これからはバカチョン呼ばわりはしないようにしよう。
久し振りなのでバカチョンデジカメで撮ってみたら何とか撮れた。
これからはバカチョン呼ばわりはしないようにしよう。
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