あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の盆~9月1日はウークイ(御送り)~全島エイサーまつりと道ジュネー

2012年08月31日 22時15分14秒 | Weblog
  旧盆8月30日・31日・9月1日の最終日の明日9月1日はウークイ(御送り)である。
お店などでは以前は旧盆3日間が休みであった。
現在はウークイの日だけ休みとするところが多い。
レストランや居酒屋に出向くなら、前以て電話で確認したほうがいい。
先祖崇拝の習慣が根強い沖縄では、旧盆は最大の祭事かもしれない。


 ウチカビ(打ち紙)。紙で作ったお金。あの世で使えるようにお盆の最後の日に祀られた人に持たせる小遣いである。
3日目の夜、ウチカビ(打ち紙)をひとりひとりが「誰々から」と名前を告げて燃やし、その灰をお供えした花や料理と一緒に川に流す。
 本土の郷里では3日目の夜、お供えした花や料理などを小さな船に積み海に浮かべ、仏様の住むあの世へ送った。
「来年も帰って来いよ~」と声をかけ送り出した。
旧盆でなく8月の盆だったが風習は形を変えて継承されているのだろう。


 9月7日(金)8日(土)9日(日)の3日間、沖縄市で全島エイサーまつりが開催される。
歴史は古く今年57回目である。
 9月7日はエイサーが町を練り歩く道ジュネーだけでも是非見たい。
19:00~21:00だが、詳細はここをクリック。
 8日、9日は15:00から沖縄市コザ運動公園でメイン公演がある。
入場料がかかる。S席2,500円、A席1,500円、B席1,000円。S,A席はスタンドであるがB席はグランドの一般席。
前日まで前売り券が販売されている。S席2,000円、A席1,200円、B席は当日売りと同額。
詳しくはここをクリック。
実行委員会のホームページへリンクしたがわかりにくい。
不明な点は電話するとよい。098-989-5566

数十年前までは町を練り歩くエイサーを方々で見ることができたが、今は学校や公園等で演ずることが多い。
それぞれの町の青年団が競い合う全島エイサー大会は、はじめて見る人の胸を揺さぶることだろう。


先日の豊崎タウンと豊崎海浜公園をフォトチャンネルにした。

真夏の豊崎タウンと豊崎海浜公園


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沖縄の観光~豊崎タウン(豊崎埋立地)・豊崎海浜公園~空と海の景観が素晴らしい。空港から20分。

2012年08月29日 12時51分28秒 | Weblog



豊見城海浜公園の上空。平成24年8月13日午後。

着陸をする航空機。

ここは那覇空港への進入路に当たる。
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 いとまんファーマーズへの途中にある豊崎タウン(豊見城市の埋立地)。広大な埋立地にいろいろな施設が建ち始めていた。
先日、ドライブの途中に豊崎タウンをドライブしてみた。
車は勿論、人影も少なかった。
これからここに居住する企業などを迎える準備が整っていて、今ならではの風景を楽しむことが出来る。
奥に豊崎海浜公園があり、ここは素晴らしい。
晴れた午後であった所為かビーチで遊ぶ人たちは少なかった。
弁当片手にのんびりとしたひと時を過ごしたいところだ。



豊崎タウンの敷地内。
これから企業などが入ってくるのであろう。




豊崎タウンの南端の遊歩道から東シナ海。



対岸は西崎。西崎運動公園などがある。
ここも埋立地。
開発は豊崎よりも早かった。


以下は豊崎海浜公園。




豊崎海浜公園。
広大な公園は駐車場も整備され、これからリゾートとしての発展が期待できる。








照りつける太陽はやはり南国である。
海浜は人影もまばら。
陽光を全身に浴びている夫々の人に話しかけてみた。
ふたりとも県外人(ヤマトンチュー)であった。
「火傷しそうですね」
それ以上は云わなかった。いや、云えなかった。





ビーチに面した芝生の広場がいい。
サッカーに興じる家族連れなどがいるだけで閑散としていた。



中心点の橋の上が豊崎。下が西崎である。


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台風15号沖縄本島名護付近に上陸・台風14号Uターンで再び接近。

2012年08月27日 11時49分57秒 | Weblog

台風15号本島上陸前16:00頃の公園。
18時を過ぎないと点灯しない街路灯もすでに灯りを点している。
この付近は建物の影響で風速は減速される。
風雨で画面はぼける。


 報道ではいずれも「台風15号沖縄本島上陸」とはいわない。
「台風15号沖縄本島最接近」である。
昨夜、台風15号は名護市に上陸した。
8月27日午前10時現在、本島北東の東シナ海の海上に抜けているが、本島は未だ暴風圏内にある。
27日11時25分現在、本島各地には暴風雨・洪水・土砂崩れ警報が出されたままである。
中心が離れていく風を「吹き戻し」というが今回はこの吹き戻しが強く長い。
しかし、南の空が、幾分、明るくなってきた。
上陸直前の気圧は 910ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50m、瞬間最大風速70mという物凄いものであった。
台風は名護市に上陸したため、那覇市周辺は台風進路の左側に当たり、お陰で最悪の状態でなくて済んだと思われる。
これが進路方向の右側であったらまともであったろうと思う。
進路右側にあたる名護以北の報道が全くないので比較が出来ない。
人口の少ないところであるから取材班は行ってなかったのだろうと思われる。
不可解なことだ。
中心の右側に当たる奄美大島は大変だろうと気にかかる。


 台風14号がUターンを始めた。
石垣島を過ぎ、台湾の西に出て行った台風14号がUターンして東に向かっている。
中心気圧も960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40m、最大瞬間風速は55mと少し強くなった感がある。
今年の沖縄近海の海水温が異常に高いというから、もっと大きくなるのかもしれない。
明日(28日)あたりから石垣島は影響を受けるようである。


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<余談> 台風と沖縄

 沖縄には美味しいバナナができる。
しかし、バナナ栽培をしている農家は皆無に等しい。
訳を訊いてみると、
「バナナは風に弱く台風で倒されてしまう」
という。
バナナは植えて1年半くらいで収穫できるし、倒されても元株から新しい芽がたくさん出てくるのにと思ったが興味がないらしい。
 もうひとつ。
沖縄のモズクは太モズクといって、本土の細い本モズクと違って太くてうまい。
知念や勝連、宜野座など本島では広く栽培されている。
ある日、モズクを手広く栽培し加工している社長に、
「今年も台風が来なくてよかったですね」
というと、
「モズクは晩秋に植え付けするから台風は関係ない。台風が来ないと陸地からの養分が生みに流れてこないから栄養分は不足するし、台風のお陰で海を撹乱することもないのでモズクには良くない」
といわれた。
自然は良く出来ているんだと感心したことがある。
因みに、モズクの収穫期は5,6月で早くは3月から収穫する。


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地産地消 安価で新鮮果物と野菜「ファーマーズいとまんうまんちゅ市場」~近海で獲れた「お魚センター」

2012年08月24日 14時47分46秒 | Weblog

昼下がりの南西の空。

雲は左から右に流れている。

雲の光に朝夕の風に秋の気配を感じるようになった。

1時間後沖縄の夏特有のスコールが降った。

8月20日午後のことである。

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 「ファーマーズ・マーケットいとまんうまんちゅ市場」は那覇空港から車で約20分。
空港を糸満・南部方面に10分ほど行くと豊崎方面の標識がある交差点がある。
右折すると直ぐに豊見城の広大な埋立地に出る。
信号を右折すると50mほど先で瀬長島行き右折の標識がある。
瀬長島は夕暮れからは若い男女のデートスポットでもある。
時間があったら寄ってみたい。10分もあれば海岸沿いに島を一周できる。
 瀬長島を右に見てまっすぎに進み入り江に架かる橋を渡る。
左には小さな港、右手には東シナ海が広がる。
高い橋上からの展望がいい。
5分ほどで右手に「ファーマーズ・マーケットいとまんうまんちゅ市場」が見える。
県内客相手の市場であるが、沖縄観光では一度はみておきたいところだ。



 「いとまんうまんちゅ市場」は農産物の市場である。
那覇市内など近隣の町からもたくさんの買い物客が訪れる。
豊富な農産物が新鮮で安価に販売されている。まさに地産地消。












 広大な埋立地にできた市場で、駐車場も広々として心地よい。
隣接して「糸満漁協お魚センター」があり、消費者にとって便利な魅力のひとつである。
隣接地に糸満漁港があり、いろいろな種類の魚が並べられている。
ついでにここもみてみたい。
左側の建物が「お魚センター」。
右は最近出来た観光客向けのレストランなどがある「糸満物産センター」。











 「いとまんファーマーズ」に観光客が訪れるようになってからか、最近、出来た「糸満物産センター」。







 植栽の好きな方は苗木などを売っている場所もある。
ランなどは安価に求められる。








中心点を動かさないようにしてメモリーを上下させて地図を拡大・縮小する。


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沖縄の観光~沖縄の夏必需品 つば広帽子・日傘・長袖シャツ~日焼け止めクリームも必需品

2012年08月02日 11時35分22秒 | Weblog

 普天間飛行場に着陸態勢に入った飛行機と普天間飛行場。
嘉数公園の展望台から。


 梅雨が明けて晴天が続く沖縄。
最近、市街地やビーチ、観光mスポットなどで見かける観光客の姿に老婆心ながら心配になる。
 沖縄の夏の心構えをひとつだけ。
            <直射日光は避けよう> 
 一年中を通して、沖縄は昼・夜の温度差は小さい。
特に夏は安定していて3℃~4℃である。
概ね、5月から10月いっぱいだ。
この期間は夏と心得たほうが良い。
 7月~8月は盛夏。最高気温は31℃~33℃。33℃になることは少ない。
最低気温は27℃~29℃と夏場は非常に安定している。
日向と日陰の温度差はえらく違う。
太陽の下では直射日光は強く、まともに陽を受けるとめまいがする。
 昼日中、ビーチで遊んでいるのは、概ね、ヤマトンチュー(本土の人)。
ウチナンチュー(沖縄の人)は夕方からしかビーチに行かない。
海に入るときでもアンダーシャツはつけたままで入る。
砂浜に寝そべって甲羅干しなんてとんでもないことである。
もちろん、ビーチパーティーも夕方から始める。
 ゴルフ場では遠くから見ていてもヤマトンチューかウチナンチューの区別が出来る。
日傘もささず、半袖でプレーしているのはヤマトンチュー。
ウチナンチューは長袖シャツを着て日傘をさしている。
長袖を着ると直射日光を避け、半袖よりも涼しいからだ。
 紫外線の強さは本土の比ではない。
帽子を被り、日傘を差しても路面の照り返しで紫外線を受ける。
曇っているからといって安心してはいけない。
少々の雲は貫いて、紫外線は降り注ぐ。
天気予報でも曇マークでも「紫外線強い」と出る。
外出するときは、老若男女にかかわらず日焼け止めクリームを使用することだ。

 われわれヤマトンチュ一仲間では「日焼け」とは云わない。
「火傷」だと称する。
1,2時間で充分日焼けする。
クリームなど塗って「甲羅干し」とビーチで寝そべっている御仁をみかけるが、油をからだに塗りたくって、からだを火にかけていると思えばいい。
夏のビーチは救急車の出動が多い。
シミになったら半永久的にとれないと覚悟することだ。
 私は地黒だから、一旦、焼けたら翌年春まで元に戻らない。
昨年3月下旬、天気に誘われて「浜上がり」に出かけた。
3時間余りの浜遊びだったが、肌を出していた部分は1年以上経つ今も日焼けがとれない。
太陽に当たった手足や顔と、衣服で陽の当たらなかった部分とくっきり白黒に分かれている。
それでも、外出するときは20分くらいの道のりでも日傘を使う。
「あんなに日焼けして、黒くなっているのに今更ーーー」
と笑われるのを覚悟の日傘である。
 若い頃は炎天下でもゴルフをしていたが平気だった。
春にはどうにか元に戻っていた。
歳を重ねる毎に、日焼けはシミに変わった。
シミは10年ほで少なくなったが、去年3月の2、3時間がまだ消えない。

 沖縄は風が吹く。
木陰は実に心地よい。
きょうもパソコンを打っている部屋を風が通り過ぎてゆく。
日中、クーラーを使ったことがない。
夜、寝る前に2時間くらい利用するくらいだ。

 沖縄の人は暑がり屋。
2月、外温が20℃になるとタクシーやバス、レストランなどはクーラーを入れる。
勿論、真夏はガンガンクーラーを効かせる。
私などは10分も半袖ではおれないから、真夏でも必ず薄手の上着を持って出る。

 参考にしてもらったら幸いである。

沖縄の夏の風景をフォトチャンネルにした。
夏(6月~9月)に撮った写真をまとめてみたが、この時期の風景写真が少ないのには驚いた。



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