あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄のイベント~第37回2013沖縄の産業祭り 10月26日(土)・27日(日)~奥武山公園

2013年10月31日 17時05分21秒 | Weblog

平成25年10月26日(土)~27日(日)の2日間、那覇市奥武山公園で恒例の産業祭りがあった。
37回目というから歴史のある産業まつりだ。
ここ数年、毎年のように行っているが、出展企業数が断然多くなった。
それと、道筋にはゴミが年々少なくなっていくことだ。気が付いたのは昨年からで、今年は全く見当たらなかった。
観光立県としては当然のことであろう。






 メインの通りには食べ物テントが並ぶ。
沖縄そばに山羊汁、牛汁が人気だ。
山羊汁も牛汁も好みでないので見向きもしないが、牛汁の店には行列が出来るほど盛況だった。







 会場は奥武山運動公園である。会場は思いっ切り広い。
ゆったりした公園には子供の遊戯道具を揃えたり、寛いで憩う場所があるのはありがたい。





 帰りは夕暮れ時になっていた。
会場を出て明治橋を渡る。
上の写真は橋上から奥武山公園会場の対岸風景。流れる川は国場川。
下は那覇港の夕焼け。
 40数年前に初めて沖縄に来たときはこの港に入った。
船は鹿児島港からの「ひめゆり丸」がこの右手にある岸壁に接岸した。
朝の入稿であったと記憶する。
身分証明書の必要な時期で、アメリカ高等弁務官発行の入域許可証のチェックを受けた。
復帰前、日本国から沖縄に行くには、旅券(パスポート)でなく「身分証明書」が必要だった。
上陸するには査証(ビザ)ではなく、ビザに相当する「入域許可証」が必要だった。
入港は朝だったはずなのに、夕焼けを見ていると懐かしかった。
当時は、1号線(現在の58号線)に面したビルは貧素でモルタルは打ちっぱなし。看板などは壁面に直接ペンキで描いた粗末なものだった。
完全に本土から30年は遅れていると感じた。
あの頃の面影はほとんど留めていない。

 会場には泡盛、焼き物、名産品などのコーナーがあるし、武道館では工芸品などが展示されているが、今回は武道館には入らなかった。
この日はひどく疲れていて食欲もなく、オリオンビールも飲まなかった。
久茂地の「大安丸」に寄り、沖縄の魚を刺身にして肴に、喉を潤して疲れを癒した。



第37回沖縄の産業祭り 25・10・26(土)~27(日)~奥武山運動公園



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沖縄の自然~10月・11月はブーゲンビリアの美しい時期~10/25~11/4首里城祭り 10/26~10/27沖縄県産業祭り

2013年10月25日 16時25分47秒 | Weblog
 ブーゲンビリアは沖縄各地で一年中見ることができる。 
しかし、気温が24℃位を最も好むらしく、10月から11月はブーゲンビリアが最も美しい時期と云われている。
ブーゲンビリアは沖縄ではどこにでもみられるが、この数年でみかけたブーゲンビリアをまとめてみた。その一部を紹介する。
沖縄ではありふれた花木なのだが、いろいろな種類があるので注意してみると結構面白い。


自宅のベランダに咲いたブーゲンビリア。
黄色の花と赤色の花木の2本だけだが、突然変異か黄色の花の一部が赤色の花ビラになっていた。
数ヶ月前のことだが、その後、このような花は咲かない。


赤と黄色の2本のブーゲンビリア。
この一方の黄色に上の写真のような赤色の花びらがあった。


1ヶ月ほど前、散歩の途中で斑入りの葉のブーゲンビリアを見つけた。
斑入りのブーゲンビリアをみるのは初めてだった。
垣根にしているところをみると、どこにでもある種類かも知れない。


屋根を覆うブーゲンビリア。


アーチに飾ることもある。


並木を形成するように立木になったブーゲンビリア。


10月・11月はブーゲンビリアの美しい時期。こんなところにも使われるブーゲンビリア。




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沖縄のイベント~2013キャンプキンザーフェスティバル~25・10・19(土)~20(日)

2013年10月22日 15時08分02秒 | Weblog
 恒例の「キャンプキンザー フェスティバル」が平成25年10月19日(土)~10月20日(日)、浦添市の米軍基地キャンプキンザー内で開かれた。
 毎年開催されるフェスチバルであるが、開催日が決まっているわけではない。
開催の2ヶ月前くらいから58号線の金網に大きな横断幕で開催日時が公開される。
 入場に制限はない。誰でも入場できる。
入り口では「身分証明書」の提示を求められるが、運転免許証で代用できる。
入り口には制服姿の米兵と日本人が数人いてチェックしている。
この日は運転免許証を忘れたので健康保険証を提示したら入場できた。


 ゲートを通過したところにこのような表示があった。
基地の中は広大である。
散在している米軍の若い兵士に
「基地内の写真が撮れるか」と質問したところ、
「会場内ならOK」と返ってきた。
更に、会場入り口で身分証明証」の提示を求められた。
「会場外での撮影はいいか」と聞いたところ、即座に「No!]と云われた。
軍事基地であるから当然であろう。


 会場内にはたくさんの軍用車両がおかれ、子供たちが乗り込んではしゃいでいた。
にこやかに世話をしているのは米軍の若い兵士である。




 アメリカ同時多発事故以来、フェスティバルは中断していた。
15,6年前より規模が小さくなった気がする。
あの頃は会場の端から端まで、ずいぶん歩いて疲れた記憶がある。




 米軍兵士か軍属だろう、店を出しているのはほとんどがアメリカ人であった。




 観客の中には米人家族が多い、
従って、価格表示も米ドルと日本円の両建てだ。


 演奏会が開かれるのであろうが、開演前だった。
会場のメインテントと並んで子供たちが遊ぶ大きなテントが並んでいた。


 会場の金網の外の車の列は58号線だ。
開場時間は15時、閉場は22時。
夜の方が賑やかで楽しかったことを思い出したが、この日も疲れて17時には出た。
会場を出ると悪い虫がうごめき始め、帰路、行きつけの居酒屋で安酒を飲んで帰宅した。


キャンプキンザー フェスティバル会場

左上のスケールを上にすると詳細図が、下にすると全体の位置関係がよくわかる。



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沖縄の観光~那覇大綱曳き~平成25年10月13日(日) 27万7千人

2013年10月16日 15時49分36秒 | Weblog
 10月13日日曜日、恒例の那覇大綱曳きが行なわれた。
沖縄秋の行事のメインイベントである。
前日行なわれた国際通りのパレードに行く予定であったが、今年も見逃した。
大綱引きの様子は琉球新報14日版が雰囲気をよく伝えているので参照されたい。
ページを開き、画像をクリックすると動画が表示される。







 今年の参加者は27万7000千人と主催者は発表している。
綱曳きは16時開始だが、到着が遅くなって綱に近寄るのは至難のわざ、今年も綱曳きに参加できなかった。
人々の表情でも撮るかと人垣を掻き分けたがカメラを向けるのは気が引けた。




 今年も外人が多かった。
綱を引く者、観る者、皆熱中していた。
基地問題が新聞に記事が載らない日のない沖縄だが、この日ばかりは基地問題は無関係。
どの人々の表情も和やかだった。
東西の綱を合わせた久茂地交差点が祭りの中心となる。
肩に愛娘を乗せた米軍人であろう親子の姿が目を引いた。




 メインストリートを一歩入ると消防車が待機していた。
どこかに救急車も待機しているのであろうか。
綱を運び出すクレーン車が10台ほど。


綱曳きは30分ほどで終わる。
終ると綱を引いた者も、見物人も手に手にカッターを持って綱に駆け寄り、適当に切り取って持ち帰る。
店や自宅、会社にこの綱を飾る。無病息災、商売繁盛に御利益がるという。

 夜は花火大会があるが、久し振りの久茂地・松山である。
ご無沙汰している懐かしい居酒屋に足を向けた。



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沖縄のそば屋~知念半島「がんじゅう駅・南城」隣の「くだか島・そば屋」~近くには御嶽斎場がある

2013年10月10日 15時21分06秒 | Weblog


  
今の時期、方々でパパイヤの花や実を見ることができる。



  奥武島の帰路、腹を空かしたN氏は疲労困憊、空腹に耐えかねてか不機嫌丸出し、今にも倒れそうである。
「がんじゅう駅・南城」を出ると目の前にN氏の好物「沖縄そば屋」があった。
店名は「久高島(くだかじま)・そば屋」とある。
選択の余裕などあろう筈がない。ここに決めた。
眼下に見下ろす洋上に久高島がきれいだった。


  店内は落ち着いた店だった。
小上がりの窓からは知念の海と久高島が一望にみえる。
「観光客にはお勧めだね」
機嫌を直したN氏が言った。



 麺類はあまり好きではないが残さずに食べた。
件のN氏は「うまい、うまい」と物凄い勢いで食べ終えてしまった。
余程空腹だったのだろう。先に昼食にすればよかったと反省した。
「N君、これからは食事は君に合わせよう」と心から詫びた。


  勘定を済ませるレジの女性が愛想もよく、魅力的だったのでカメラを向けるとポーズを作ってくれた。
写真をみると「写真写りが悪い」類か、撮影者の腕かカメラの所為か、実物の魅力が出ていなかった。




 レジの女性の写真画像を愚痴ったところ、早速、愛読しているブログ「鳥撮り物語」のベルさんから修正写真を送っていただいた。
見違えるような画像に驚きながら、早速、追加でアップした。
金輪際、カメラの所為にすることはやめようと反省した。



「くだか島 そば屋」
左上のスケールを上にすると詳細図が、下にすると全体の位置関係がよくわかる。



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沖縄の観光~知念半島からの眺望~がんじゅう駅・南城

2013年10月03日 10時56分08秒 | Weblog
  奥武島で干しイカを買って、「昼飯でも食おうか」といことになった。
走ること10分余り。
「ニライカナイ」を過ぎて右手にレストランらしき建物が目に入った。
「がんじゅう駅・南城」とある。




  入り口で大きなシーサーが出迎えてくれた。
清潔そうな建物だ。常識的にいって、こういう構えのレストランにうまいところはない。
「美味くなくてもいいから入ろう、もう死にそうだ」
と連れのN氏が言う。
店内には食堂はない。土地の民芸品らしい小物が並べてあるだけである。
正式名称は「南城市体験滞在交流センター がんじゅう駅・南城」。
何をするところか訊きたかったが、空きっ腹で先を急ぐN氏に急かされて館を出た。
車に乗る寸前、建物の裏側にある小さな展望台が目に入った。
「ちょっと待て」
そう云って展望台に急いだ。
素晴らしい眺めだった。






  1枚目、2枚目の遠くに見える島が、県民なら知らぬ者はいない神の島・久高島である。
久高島(クダカジマ)は神の島として沖縄の人々から崇拝されている。
琉球開闢の祖アマミキヨが最初に降り立った島といわれ、五穀発祥の地とされている。
10年も前に訪れたことがあるが、これといって見る所があるわけではないけれど、なぜか記憶に残っている。海岸や家並み、畑などの景色がはっきりと見える。

「南城市体験滞在交流センター がんじゅう駅・南城」はどんな施設かはっきりしないままだったので、帰宅後、ネットで調べてみた。
政府の支援事業として建てられたことだけはわかったが、具体的には理解できなかった。

 この付近には、景観が売り物の「ニライカナイ」、世界遺産に登録されている斎場御嶽(セーファウタキ)、知念城址がある。
再度、現地へ行くしかあるまい。


がんじゅう駅・南城

左の目盛りをーに移動すると広範囲に、+だと詳細図で位置を確認できる。



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