あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

秋本番?沖縄

2007年11月19日 06時49分45秒 | Weblog
 3週間前に満開のトックリキワタを見つけました。与儀公園(那覇市)前の学校の正門から玄関に向うアプローチ路の並木の様に植えられていました。一般的に10月に入るとあちこちで咲き始め、1ヵ月近く目を楽しませてくれます。もう、落花してしまっている頃でしょう。県警本部の前を通り、真っ直ぐに歩いて2、3分の並木、那覇市から宜野湾市に通じるバイパスの浦添市内にある並木が特にわたしは好きです。

 きょう、この秋はじめて最低気温が20℃を切ったようです。それでも最高気温は25℃前後の予想です。
10℃を切ることはひと冬に4、5日もありません。震え上がった時でも、12、13℃です。
15℃は沖縄の真冬だと九州育ちのわたしは「寒い!」と感じますが、当地の人たちは結構平気です。今ごろの時期はの人々の服装は、日中は半袖あり、長袖あり、ジャンパー姿ありで千差万別です。

 この時期、文字通り日本晴れの日々が続く沖縄ですが、今年はどうも良くありません。一昨日から曇天のようで、この曇天は4、5日続きそうです。

 ブログで紹介しようと、柄にもなくカメラで花々を撮りまくっていますが、真剣にその気になって見てみると、名前すら知らない花ばかりです。何時の日か整理をしてみようと「黄色が美しい花、みずき?」「ゆうなに似た花、蔓のような木に咲く。何処にでもある」といった具合に書き留めています。
 10月~12月、たくさんの花が咲きますが、沖縄では群生という形は稀で、注意しないとあちこちに花が咲いていても見過ごしてしまいます。花が少ないのではなくて、たくさんの種類の花が咲いているので、目に止まらないのです。
 私達が子供の頃、かまぼこや卵が高級品だった頃、運動会や遠足の弁当にそれらが入っているとまぶしくて、食べるのがもったいなくて、お腹が少々満たされたころ、最後に食べたものです。いつでも、どこで、すこしのお金さえ出せばなんでも食べられる現在の飽食の時代。あのころのように食べ物に感動しなくなりました。
「満たされる」という幸せは物ではなくて、心で感じるもなのでしょうね。