あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

秋の沖縄は大型イベントがいっぱい~沖縄の産業祭り~

2007年10月31日 19時02分43秒 | Weblog
【先のブログで紹介した奥武山公園で「沖縄の産業まつり」が開催されていますが、今、その会場にきています。木陰で心地良い秋風にあたりながら、ゆったりとした昼下がりの時を得て投稿しています。産業まつりは地方色豊かな素朴で、県産品が雑多に思い思いに並べられています。お祭りを飾る露店も出ています。10月はじめの那覇祭り、那覇大綱曳きにはじまり、12月の那覇マラソンまで沖縄のイベントが目白押しです。この時期に沖縄に来られる方は[沖縄県コンベンションビューロー]のHPを参考に。<はじめての携帯電話からの投稿。うまくいくかな>】

 やっぱり駄目でした。携帯電話で撮影し、写真は別に上記文章の投稿を試みましたが、やっぱりうまくいきませんでした。
 木立に囲まれた公園内はよく整備され、東は漫湖公園から那覇軍港へと流れ出る国場川に面し、川を渡る陸橋はモノレール駅に通じ、朝夕の散策にも最高だと、以前、お薦めしました。駐車場もありますから、レンタカーでも良いのですが、バスかモノレールで行かれることをお薦めします。
 余談ですが、那覇マラソンの出発点、ゴールもこの奥武山公園(おうのやまこうえん)です。
 また、公園内には亜熱帯の木々が植えられ、由緒ある神社もあり、スポーツ施設もあります。現在は、球場の改修工事が始まっていますので、工事車輌などが出入りしていますが、完成後にはプロ野球もできる本格球場がお目見えします。



最高の観光シーズン到来。北国は寒がり屋、南国は暑がりや!

2007年10月26日 10時50分54秒 | Weblog
写真は返還が予定されている那覇軍港です。対岸は保安庁や民間の船舶が接岸している埠頭です。歩いてみてわかる風景です。





 ここ1週間で沖縄もすっかり秋らしくなりました。

昼間温度は30℃を切りました。夜間は25℃を下回るようになりました。

例年なら、清々しい秋の気候は9月下旬から始まるのですが、ずいぶん

遅れていますが、ニュースで見る限り、冬は一足飛びにそこまで来て

いるようです。これから、年末年始まで沖縄晴天が続きます。

 沖縄は昼と夜の温度の差が本土ほどありません。温度差がないところ

から本土の人たちが奇妙な錯覚を起こします。昼は15℃~18℃真冬の

沖縄の寒さです。10℃を下回ることはほとんどありません。

 ところが、本土の人たちは沖縄の冬は寒いと云います。特に北國の人

ほど寒いと感じるようです。

最近でこそ、ホテルも暖房を入れるようになりましたが、

「沖縄仕様」とかで市販の空調機には暖房機能は付いていません。

観光客が大勢訪れるようになり、10年位前からホテルが暖房するように

なりました。それまではホテルは暖房はなく、毛布一枚でした。

夜になると部屋を真夏のようにする北国の人にとっては寒くて眠れない

とクレームが相次ぎ、ホテルは暖房することになったのです。

 ところが、沖縄県民は暖房の習慣がありません。食事、遊戯場、公共施設

等でも暖房などしません。

沖縄は昼夜の気温差が少ないのでその知恵があるのかなと思っていましたら、

つい3,4年前不可思議な事に出くわしました。

心地よい日和に浮かれて外出する事にしました。帰りでも一杯やるつもりで

タクシーに乗り込みました。ところが社内がえらく寒い。

体調が悪いのか思っていると、運転手はカッターシャツの腕を捲り上げて

ハンドルを握っている。

「運転手さん、寒くない?」

と問いかけると、

「いやあ、暑いですよ。20℃位になっているのではないですか」

ときた。えっ?返す言葉が見つからず

「それにしても何で寒いのかな?」

と合点がいかず独り言を言うと、

「寒いですか。じゃあ、冷房を切りましょうね」



 このブログを読まれたあなたはどう思いますか。喫茶店でも飲食店でも

酒場でも、勿論、ホテルでも直ぐに冷房を入れます。

冬の沖縄観光には、寒さ調整用の下着とカーディガンの一枚くらいは絶対

必要ですね。冷房対策です。

肌寒いなと感じたら

「冷房入れてない?」と確認しましょう。

そういえば、数十年前の7月、北海道に旅したとき「寒い」といって、

ストーブを焚いていたことを思い出しました。

北国への旅行は、夏旅でもカーディガンの一枚も用意していた方が

いいですね。


 
 ありのままを受け入れる、これが旅です。

レンタカーやタクシー観光もいいでしょうが、本当の旅は歩く事にあります。

 最近、バスを利用するようになり、よく歩くようになりました。

まだ、半年にもなりませんが20年以上も住んでいた沖縄が新鮮に映ります。

 旅をされるなら、是非、歩いてみましょう。

那覇市内にお泊りになられたらホテルの周辺を1,2時間でも歩いてみましょう。

掲載の写真は歩いたときに撮影したものです。バスやレンタカーでは捉えら

れない風情です。後ろには奥武山公園(おうのやまこうえん)という運動

公園があります。早朝や夕べの散策をおすすめのポイントです。


なんだか変だ今年の自然?

2007年10月15日 11時09分53秒 | Weblog
 写真は沖縄では一般的な「ゆうな」の花です。
撮影した場所は、那覇市辻町にあるよく掃除の行き届いた「波の上神宮」の境内から30
メートルほど右に入った展望台の小道。近くに護国神社や那覇大橋が見える波の上ビーチや那覇市街を見渡せるさきの展望台等があり、観光客が行かない隠れたスポット。
 市街地地図を見れば、近くには中国庭園「福洲園」があり、福洲園前のの道路を挟んでNHK朝のドラマ「ちゅらさん」でも撮影されたという松山公園や主役「ちゅらさん」の出身校である那覇商業高校もある。西町、東町、若狭、松山、久茂地に泊まられた方は散策にいいでしょう


 前のブログで、最近のおきなわの変だと書いた。

いろいろ考えてみたけれど、やはり、変だ。

 赤とんぼ(九州では7月の終わりごろから飛び始める。故郷では盆トンボ

と言う)を9月の終りに初めて目にした。

いつもの年なら、7月の始めには方々で群れ飛ぶ姿を見かけるが、この2、3

年あまり見かけたことがない。沖縄自動車道を那覇から北に向って車を走

らせていると、フロントガラスにべチャといって幾匹もつぶれるてゆくの

を避けるすべもなく、哀れだと思ったものだが、こうした経験が遠い昔の

ような記憶の彼方に押しやられている。もう、ずいぶんそうした事態に

遭遇してないない。

 6月にもなると近くの公園や隣家の木々で騒々しいクマゼミの鳴き声で

目を覚ます。しかし、今年はクマゼミの声を聞いてない。それほど、静か

だったに違いない。本土では、クマゼミの異常発生で騒音被害だと騒いで

いるというのに、去年もあの凄まじいクマゼミの耳を劈くような大合唱を

聞いていないような気がする。

 沖縄県の県花である「梯梧」も今年は少ない。毎年、5月になると久茂

地川の川岸や辻の並木に真っ赤な毒々しい花をつけているのだが、ここ

数年枝のあちこちに咲き誇っているさまを見たことがない。

地元の古老は、

「梯梧の花が少ない年は台風が少ない」

という。今年も台風は沖縄本島をかすめた台風がひとつはあったが、

台風銀座の沖縄に台風は上陸していない。今年は、先島に矢継ぎ早に

上陸しただけである。

八重山の梯梧がどうであったか確かめてみたいと思っている。

 2、3日前から朝夕の風が秋らしくなった。

秋は順調に訪れてくるらしい。通り過ぎてゆく涼風に、感傷的な

秋がある。

 まさしく、20年前、沖縄に赴任してきたときの風である。

素晴らしい沖縄の秋が来る。雨も少なく、晴天が続く沖縄の秋。

「旅をするなら初夏から晩秋の沖縄」と信じるわたしの沖縄の

旅の時期が目前だ。