あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の季節~伊豆味のタンカンは今が一番うまい~みかん狩りして八重岳へ

2011年01月30日 18時30分30秒 | Weblog

 タンカンは12月末ごろから出荷が始まるが、1月中旬~下旬までが一番美味しい。
このタンカンを友人に送るために、1月25日那覇から一時間ほど北上して、本部町伊豆味でタンカン狩りをした。
以前のブログで紹介した「よしこそば」が経営する農園が目的だ。
この日もソーキそばを食べてから果樹園に向かった。
親父さんは収穫が終ると畑いっぱいに堆肥を撒く。有機栽培である。
消毒は一切やらないわけにはゆかないらしく、最小限に抑えているという。
だから、多少表皮の色は悪いが美味い。


 あれから一週間経過しているから八重岳の桜も満開になっているだろう。
これは数年前に撮った八重岳の桜である。

 しばらく本部半島または本部町と名前が出るので位置を確認しておきたい。

 八重岳までは空港から沖縄自動車道で1時間10分から1時間半。恩納村の西海岸経由で2時間少々。


 先のブログで紹介した八重岳へのおすすめの登山ドライブ道路である。
上り口は伊豆味の町の中心だ。この交差点を左折する。
道順は目盛りをひと目盛りづつ動かして、地図を縮小したり拡大したりして確かめよう。
途中、いろいろな喫茶店などがあるので一休みされるといい。

 八重岳から30分。
海洋博公園では1月29日から2月27日まで土・日を中心に「美ら海花まつり」が開催されている。


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沖縄の季節~八重岳の桜が満開~今帰仁城址の桜はライトアップ

2011年01月27日 17時47分52秒 | Weblog

 1月25日、本部町八重岳の桜を観に行く。麓から数キロに亘る登山道の桜並木。
この写真は中腹辺りだが本部町の発表によると全体の開花は6分咲きと言う。
沖縄の寒緋桜は北から咲き始める。山なら頂上から咲く。
この日の登り口は2,3分咲きだった。中腹辺りから上が満開だ。


吉野桜のように華やかではないが、「赤色」「桃色」「薄桃色を帯びた白色」などがある。
駐車場が数箇所あるので眺望や散策をするとよい。


 登り口から少し登ったところに屋台が並ぶ。下りで写真を撮った。
夜桜を楽しむ人なら屋台が20時頃までは営業している。
一昨年は平日で寒かったし、雨も降っていたからだろう、7時ごろにはほとんど閉まっていた。
本島南部と比べて、気温は北部は2,3℃低い。更に、山の上になるので更に冷える。


 桜だけではなく八重岳のドライブは景色を楽しめる。
是非、ドライブの終点である頂上付近まで行きたい。
頂上からの眺望は素晴らしい。天気が良ければサンドイッチなど持って行くといい。
下りも移り変わる景色がいい。
掲載した写真は遠景に伊江島、手前の集落は本部町。生憎の曇でがっかりした。

登りは伊豆味の町から登ろう。
次のブログでルートを紹介しよう。

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沖縄の風習~ムーチーとムーチービーサー~冷たい季節はない沖縄

2011年01月12日 16時37分00秒 | Weblog
つわぶき(石蕗)
12月も終わりになると街路樹の根元や庭やまたは道路わきにたくさんの黄色の花を咲かせはじめる。正月は近くなる。
リュウキュウツワブキという花もあるらしいが、これは一般的なツワブキと見られる。




旧暦12月8日は「ムーチー」といって,沖縄ではとても大切な行事のひとつである。
「ムーチー」は「餅」、「鬼餅」と書く。
沖縄方言ではO→U,E→Iになることが多いと、再三書いているように「MOTI」は「MUTI」になる。
ムーチーはもち米を粉末にし、白糖か黒糖を混ぜてタンニン(月桃)の葉で包み蒸したものだ。
最初はタンニンの葉の匂いが鼻につくが、慣れるとこの香りが良い。
健康と長寿を願って、仏壇や火の神(ひぬかん)に捧げ、食する。
ヒヌカンは竈のあるところに祀られる火の神様である。

ムーチーから沖縄は最も寒い時期に入る。
これを「ムーチービーサー(鬼餅寒)」という。
昨日、1月11日がムーチーだったが、きょうは南部で最低温度が8℃という今冬一の寒さを記録した。
「寒い季節」はあっても、沖縄には「冷たい季節」はない。
風のない日などは暖かく感じるし、太陽が顔を出せばなお暖かい。

ムーチービーサーの声を聞けば桜の時期は目前である。


ーー「ムーチー」を鬼餅と書く謂れは「ブックマーク」の「ムーチーとムーチービーサー」を参照されたいーー

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