あれやらこれやら いろいろ沖縄

沖縄に住み30数年の県外居住者が見た沖縄の生活や人情・自然や文化、観光。「あれやらこれやら」気ままに。

沖縄の観光~空港から那覇市内が短縮~沈埋トンネル開通

2011年09月30日 17時53分15秒 | Weblog

 空港から那覇市内勘の渋滞が著しく緩和された。
このトンネルのお陰であっという間に那覇市の中心地に入ることができる。
沈埋トンネルとは通称で、工法からこの名がつけられた。
トンネルをいくつかのパーツに分け、陸上で作り、船で運んできたという。
トンネルのパーツを沈め、繋ぎ合わせたところから「沈」「埋」となった。
沖縄では数少ないトンネルである。


 那覇大橋から沈埋トンネルへの入り口。
正面の方角が那覇空港。
右手東シナ海に大きく湾曲している道路がトンネルへ向かう道だ。
那覇大橋は橋桁も高く景観が良い。


 10月、11月は沖縄の気候が穏やかで晴天が続く。
中高年向きの行楽日和である。
2ヶ月間、沖縄ではいろいろな大きなイベントが開催される。
次回のブログで紹介しよう。
最初は10月8日から始まる「那覇まつり」にしたい。
「那覇まつり」のメインイベント「那覇大綱引き」の様子。
参加して綱を曳けば来年は幸運が待っている。


写真はオキナワビータ参加自治体ホームページから引用した。

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沖縄の季節~沖縄はもう秋だ~落葉を始めた隣家の桜

2011年09月24日 16時36分58秒 | Weblog

23年9月24日の隣家の桜。
沖縄もすでに秋。
台風15号通過後に一気に秋になった。
ここ一週間、気温が30℃を越えることはなくなった。
この桜の木は台風15号の影響を全く影響を受けなかったが、6月の台風で葉を枯らし、漸く葉が繁ったなと思った頃から冬支度に入った。


23年4月18日撮影の同じ桜。
2月には花が散り始めると新芽が一気に芽を出し始める。
新緑が美しいころである。


23年6月10日撮影の同じ桜。
いつもはベランダから撮るが、この日は下から撮った。
台風6号だったと思うが、台風通過直後の写真。
体験したことのない猛烈な風だった。
潮風が木々の葉を枯らしてゆく。
沖縄では台風の風だけでなく塩害が凄ましい。
若葉だったために無残な姿になった。


23年2月5日に撮影した同じ隣家の桜。
1月に咲き始め、この時期が満開。
吉野桜と違って花の命は長い。
花の散る頃は一斉に新芽が吹く。

毎日見る桜の木であるが変化はめまぐるしい。
昨夜の最低気温は24℃くらいだろう。
9月から12月までが私の一番好きな季節だ。
湿度も低く、吹く風が心地よい。
晴天が続くのもこの時期。
大きなイベントもこの時期に集中する。


沖縄の桜にみる四季


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指宿温泉の旅~30数年ぶりに走る九州縦貫自動車道~指宿シーサイドホテルで旧交をあたためる

2011年09月07日 15時35分02秒 | Weblog

八代から人吉までの峡谷の道路はトンネルの連続であった。
写真のような深い山間の風景は昔ながらの趣だった。


10数年ぶりに指宿温泉に向かう。
九州自動車道の途中の風景は昔と変わらなかった。
車を運転してくれた友人との博多からの1泊2日の旅である。
朝、博多を発って都市高速から九州自動車道に入った。
十数年前は福岡の都市高速と九州縦貫道は直接乗り入れが出来なかったが、現在は繋がってずいぶん時間が短縮されていた。
 あの頃は人吉からえびのに抜けるには人吉のループ橋を通り、加久藤トンネルを抜けえびのインターチェンジまで山道を下っていったが、今は、九州縦貫自動車道は全線鹿児島に開通していて、驚くほど時間が短縮された。自動車道の加久藤トンネルを抜けると行く手に霧島連山が雄大な姿をみせる。
数十年前は、加久藤峠の難所を越えると眼下にえびのの大平原をみ、はるかに霧島連山を目にしたときの風景は絶景であった。
 加久藤峠を一気に駆け下り、霧島連山の麓をひたすら南下する。
鹿児島空港を左にして、通り過ぎると自動車道は長い下りにかかる。
下りきった辺りに櫻島サービスエリアがある。
 ここの加治木饅頭がいい。素朴な甘さが好きだ。
この日も立ち寄ってみたら昔ながらの味で販売していた。
改装されていたが雰囲気は南国であった。


 九州縦貫自動車道は指宿スカイラインに繋がっていた。
指宿まで直行だ。
 記憶を頼りにスカイラインを南に下り、ここぞと思うところで下りたが、どこでどう道を間違えたか車は枕崎に向かっていた。
相当戻らなければならず、ずいぶん遠回りした。
 十数年ぶりに訪れた指宿シーサイドホテルは昔のたたずまいのまま海に向かって建っていた。
前庭の数本の椰子は昔の姿そのままに、天を突くほどに高く成長し、風に揺れていた。


 十数年ぶりに有村会長と夫人に再会した。
最後に出会ったのが小学生だった長男は、立派に成長し、社長として貫禄も備わり立派な実業家になっていた。
夫人の容姿が昔ながら素敵であったのには驚嘆した。
夫人との再会は30年振りになろうか。
当時の才色は一向に衰えてなかった。
 部屋等は改装・改造されていて、ずいぶん立派になっていた。
客室からみる海の景色は昔と変わらず、遠い昔の一幅の絵をみるようであった。
遠くに突き出た岬も昔のままであった。
館内に砂風呂を新設していて、友人は、早速、砂風呂を楽しんでいた。

 夜は会長と懐かしい昔話で、楽しい会食になった。
部屋は2部屋をひと部屋に改造したり、格段に豪華になっている。
大小の食事部屋が作られ、和風の落ち着いた一室で料理に舌鼓を打った。
「あれから何年になりますか」
「35年になるね」
多くは語る必要はない。
「会長も年取られましたねえ」
というと、すかさず、
「あんたと変わらんがね」
とたちまち昔の語り口になる。
 昔ながらに掃除の行き届いたホテルだと感想を述べつつ、
「料理はうまいなあ」
と感心した。実にうまかった。
「昔から料理はよかったが今夜は格別だ」
と独り言のようにつぶやくと、
「ああ、地元の宴会や接待などに使っていただけるよ」
そうだろう、と納得する。


 翌朝、後ろ髪を引かれる思いでホテルを後にした。
これからもあれこれと改造の計画があるらしい。
今は、5,6階の部屋に露天風呂をつくるための工事が入っていた。
海を眺め、降り注ぐ満天の星空の下、露天風呂につかればーーーと想像するだけでも旨がときめく。

 久し振りの旅だった。
帰路は海岸線の一般道を走った。
この次は露天風呂につかり、酒を浮かべて星空を眺めてみよう。
今度は新幹線にしようと心に決めた。
 写真はたくさん撮ったのだが、帰宅して整理しようパソコンに向かったが、なぜか指宿の写真が全部消えてしまっていた。
なんとドジな!
やむなく何枚か指宿シーサイドホテルのホームページから転用した。


 会長、奥様、社長、そして指宿シーサイドのホテルのみなさん、お世話になりました。


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